フィルム現像レポ vol.2 ALBUS
フィルムカメラを使い初めて最初に悩むのが現像とプリント。ネットで名前の挙がる写真屋さんに、旅行の写真を一本ずつ出してみました。
第二弾は福岡のALBUSさん。検索した中で、とても素敵な写真を撮られている方が、現像はいつもここに依頼していると書かれていた写真屋さんです。HPのデザインも素敵。実際に行ってみたいけれどさすがに福岡には行けないので、郵送サービスを利用しました。
申し込み〜仕上がりまで
まずはオンラインストアで郵送サービスのセットを購入して、その後にフィルムを送ります。「現像のみ」や「現像+プリント」などがそれぞれECの商品のようになっているので、希望するサービスをカートに入れて決済。普通のECと同じように注文完了メールが届きます。今回も「現像+プリント+データ化」のセットで、フィルムケースに入れてレターパックライトで送付。
色補正やプリント紙・フチの有無などの指定は、オンラインストアでの購入時の備考欄に記入します。プリントサービスの説明ページの下の方に、「明るさ」「かたさ」「彩度」などを指示したときの仕上がりの違いが画像で表現されているので、慣れていない人でもわかりやすい。
フィルムが到着するとメールで到着連絡を送ってくれます。到着連絡のメールにLINE登録の仕方が記載されていて、LINEで友達登録するとデータをLINEでも送ってくださるそうなので、迷わず友達登録をしました。メールボックス開くのは手間なので、LINEで連絡がとれるのは便利。前回紹介したPhotolabo hibiさんもLINEを使えました。
プリントが終わると、発送予定日の案内とともにデータを先に送ってくれます。無料の画像共有サービス『30days album』に自分用のアルバムが作られてそこにアクセスする形。パスワードがあるのでご安心を。必要なら自分でダウンロードします。
プリントされた写真はゆうメールでポストに到着。緩衝材付きの封筒で、ネガやプリントした写真はさらに紙封筒ごと緩衝材に包まれた状態なので、ポストに他のものが入っていたりしても曲がらずに安心です。インデックスプリント付き。
利用した感想
やはり郵送サービスは手軽で便利。特にALBUSさんは最初にECで決済をしてしまうので、決済をして発送したらあとは仕上がりを待つだけでとてもシンプル。
ALBUSさんで素晴らしいと思ったのが、郵送サービスで受け付けた写真を受け取ってから、どういう工程を経て写真が現像・プリントされ、発送されているのかを丁寧に写真付きで説明してくれていること。郵送サービスの利用に不安を持つ人にとっては安心感があり、何よりこのページから、フィルムや写真を非常に丁寧に扱っていることが伝わってきます。
注意点としては、水木金がお休みなので、曜日によっては実物の受け取りまで意外と時間がかかること。私の場合、データを水曜日に頂いたのだけど、実物の発送が土曜日だったので受け取ったのは翌週頭くらいでした(早く現物が見たくてウズウズしていた)。フィルム写真を撮る人でそこまで時間にタイトなケースは少ないと思いますが、のんびり待ちましょう。
写真の仕上がり
一つ一つの色を丁寧にプリントしてくれている印象でした。
カメラ:OLYMPUS M-1 / Zuiko 50mm F1.8
フィルム:FUJIFILM PRO400H
松江城のお堀。優しい雰囲気の中でも水・木・葉の色はしっかり。
出雲大社。木材の質感がキレイに出ている。
夕焼け。影の部分もつぶれず、オレンジ色も良い感じ。
プリントを見たときに「おぉー」と思ったのがこの写真。プリントされた写真は非常に綺麗な色合いでした。
三朝温泉。旅館のノスタルジックな印象と合った仕上がり。
鳥取砂丘。露出オーバーだったので少し白っぽいですが、上手くまとめて頂いた。
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