超能力3兄弟。(透明人間)
僕は一郎。超能力者。体を透明に出来るぞ。えっへん。
両手を自由に透明に。おかげでどこででも、鼻がほじれる。
今日も目の前に人がいるのに、堂々とほじったよ。www
鼻の穴が交互に大きく開くのが珍しいのか、しげしげと見られたけど、バレてはないよね。www
僕は次郎。超能力者。体を透明に出来るぞ。えっへん。
下半身を自由に透明に。おかげで、トイレはどこででも。ってか、パンツ履き忘れてても見えないから、露出狂扱いされることもない。www
美人をしげしげ見つめていると、ムラムラしてムクムクと、、、でも、見えないから大丈夫。www
キャー!!!
え?え?え?俺?のはずはないんだけど、、、でも、明らかにこっちを指さしてる。。。
あ、そうか。パンツもズボンも脱いでいるから、上半身だけフワフワ浮いて見える状態。そりゃ驚くわなぁ~wwwってダッシュ。www
僕は三郎。超能力者。体を透明に出来るぞ。えっへん。
僕は全身透明に。おかげで、どこでも出入り自由。更衣室でも、サウナでも、どこの風呂でも大丈夫。
ただ、本当に見えないから、こないだ興味津々で銀行の金庫の中に入ったら、お札を数えてるうちに寝てしまい、閉じ込められて餓死寸前。
その教訓を活かして、今では人がいないところには絶対行かない。
今日は、兄弟3人で街へ買い物に行こうという話になってる。久しぶりに兄さんたちを驚かそうかな。
兄弟の中では、唯一姿を消せる三郎。通りの反対側から兄さんたち二人の様子を見ていた。
三郎「今だっ!」ダッシュで、二人が立っている歩道に向かって、走り出した。
一郎「おい。今、なんかドンッって音しなかったか?」
次郎「ん?したかも。でも、トラックが通り過ぎただけだよ。」
一郎「そうだよな。でも、三郎遅いよなぁ~」
次郎「だよねぇ。いつもはちゃんと時間通り来るのにねぇ。」
その日以来、三郎と連絡がつかなくなった3兄弟であった。
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