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ツライ過去からの脱失…

もう少し私のことを知ってもらいたいと思い…
私は吃音(きつおん)の症状を持った少年時代を経験しました。言葉をうまく出せないという苦しみと向き合い、改善への努力を続けてきました。

もし皆さんがツライ出来事を乗り越えようとしているのであれば、私の経験が参考になるかもしれません。

当時は吃音に関する情報も少なく、医師との向き合い方もわからずに困惑していました。

ですが、自分の症状を理解し、改善するための努力を続けました。20歳を過ぎても諦めずに取り組み続けた結果、少しずつ改善方法を見つけることができました。

今では吃音が私の過去の一部であることを受け入れ、自信を持って自己紹介できるようになりました。

私の得意領域は、この経験を通じてコミュニケーション能力の向上や、トラウマへの向き合い方などです。

趣味は読書や旅行です。

特に心理学や自己啓発の本に興味を持ち、新しい知識やアイデアを得ることが好きです。また、旅行に出かけることで新たな文化や風景に触れ、広い視野を持つことができます。

私の経験を通じて、皆さんに勇気や希望を与えることができればと思っています。どんな困難に立ち向かっている方でも、きっと前に進む力を見つけることができます。

当時は情報も少なかったことから、自分の症状もあまり理解することができず、20歳を過ぎたころから少しずつ内容を理解しながら改善するほうほを見つける努力をしていたことを思い出します。

改善のきっかけは、サイトで見つけた吃音改善プログラムでした。

有料サイトであったため少しドキドキしながらプログラムを購入し実施しましたが、その中に書かれてあった色々な言葉が胸に刺さり、吃音と向き合うことができ改善につながったと思います。

  1. 吃音者は選ばれしき者: 能力や才能に恵まれた人が多い。有名人も多数。

  2. 吃音の定義: 吃音を正しく理解し、また自分のことも理解することで改善につながる。

  3. 持って生まれた性質: 性格と同じ。

  4. 脳と手の関係: 脳と手は親密な関係なので、チャレンジすることを紙に書くと改善につながる。

吃音(児童期発症流暢症)の分類

吃音は「発達性吃音」と「獲得性吃音」の2つに分類されます。

発達性吃音

吃音の9割は発達性吃音と言われています。

明らかな原因はなく、ほとんどの場合が、幼児期(2〜5歳)に発症し、2語文以上の発話をはじめる時期に起きやすいと言われています。

また、6〜8割が発症して3年程で自然に治ると言われています。

獲得性吃音

10代後半以降に発症する場合が多い吃音です。

獲得性吃音はさらに2つに分類されます。

  • 獲得性神経原性吃音
    脳血管障害、頭部外傷、中枢性神経系疾患、脳腫瘍、薬物などにより発症します。

  • 獲得性心因性吃音
    ストレスやトラウマ体験、精神的な不安などにより発症します。

吃音(児童期発症流暢症)の原因

吃音は、以下のような要因がお互いに影響し合って発症すると言われています。

体質的要因

体質的要因(遺伝的要因)の占める割合が8割程度という報告もありますが、まだ明確には分かっていません。

発達的要因

身体・認知・言語・情緒が一気に発達する時期の影響でみられる発達的な要因のことです。

環境要因

周囲の人との関係や生活上の何かしらの出来事による環境的な要因のことです。

昔言われていた親の育て方のせいで吃音が発症するという考え方は、現在は否定されています。

また、吃音の遺伝についてもさまざまな研究がされていますが、まだ明確には分かっていません。研究では、一卵性双生児と二卵性双生児の吃音の出現率を見たときに、一卵性のほうがはるかに多いということから、遺伝性が疑われるという報告があります。

しかし、吃音の発症に関しては、本人が生まれ持った体質(遺伝的要因)の影響は大きいが、吃音の遺伝的素因を持って生まれても、必ずしも吃音を発症するわけではないことが分かっています。

自分の育て方が原因なのではないかと、自分を責める保護者も少なくありませんが、親の育て方が問題ではありません。

家庭や学校で環境調整をしたり、適切な支援を受けることで、日常生活や友達関係などに支障がないように、吃音による不都合を緩和したり症状の悪化を軽減することができるといわれています。


最後まで読んでくださりありがとうございます。

まだまだ伝えたいことはありますが、とりあえず今回はこのくらいにしておきます。

今後もTakaをよろしくお願いします。


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