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変形性股関節症について(評価編)

職場までの道中に歩行中えらい横に揺れて歩く人を発見!
これまた職業病でどこに問題があるかを分析・・・・・

股関節やな!

体重を乗せる際に反対の骨盤が下がり横に動揺・・・殿筋の筋力低下・収縮スピード?姿勢?体幹筋?同時に様々な考えが出現!評価・治療したい。話しかけることはできるわけもなく職場へ到着。

改めて自分が3.4人いれば救われる人が増えるのに・・・・
悶々としながら「さて、記事を書こう」と深夜1時過ぎ。
がんばるぞ!

股関節疾患について知ろう

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若年者では臼蓋形成不全が多く、高齢者では転倒によって大腿骨頸部骨折が多い。

変形性股関節症とは?

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変股症では関節の適合性が悪くなり、荷重が分散されずに関節に負担がかかる。つまり、集中して荷重がかかり摩耗してしまう。

分類について

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進行性の病態で骨頭、臼蓋が変形してくる。

トレンデレンブルグ歩行とドゥシェンヌ歩行

変股症の方の特徴的な歩行があります。冒頭の話ではトレンデレンブルグ徴候が見られていました。

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中殿筋の筋力低下がすべてではありません。一要因です。様々な要因が多くかかわっているので別記事でメカニズム・治療を更新します。

殿筋(お尻の筋肉)の筋力低下

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整形テストについて

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筋の短縮や靭帯の緊張を確認し、患者さんの状態やなぜその現象が起こっているかを考える。

腸脛靭帯の役目

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変股症では股関節周囲の筋力低下と骨盤の水平化が保てずトレンデレンブルグ徴候となり荷重側の股関節内転位となり腸脛靭帯の緊張が高まるというサイクルが起きてしまう。

変形性股関節症の進行に関わる因子

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相反する結果とは、必ずしも原因ではないということです。

股関節の痛みについて

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股関節疾患別の特徴を知ることで、痛みの評価を予測することができる。

股関節の可動性について

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早期の可動域拡大は予後的にも重要であり、股関節回旋を積極的に改善を図りながら治療を進めましょう。

最後に

変股症では股関節だけでなく、骨盤-股関節、姿勢などの影響を受けるため他の評価と連携し全体を把握しましょう。別記事で骨盤-股関節の関連も更新していきます。

次回は変股症の治療などを紹介していきます。


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