小さなお友達
僕は一昨日までチョコチップメロンソーダクッキー通称チョメと言うハムスターを飼ってました。
2年半生きておりました。
飼い始めた当初は命は短いし感情的にもならずに餌をやり水をやりトイレを掃除してと言うルーティーン
一年も経つと大きくなり部屋の中に出すと走り回り興味のある所に特に隙間なんかに潜り込んで出れなくなってを繰り返してました。
逃げては捕まえ逃げては捕まえ毎日その繰り返しです。
ストレスが溜まると回し車を全力で回ります。
ガタガタ〜深夜の3時に音を立てて僕を起こしました。
「チョメ静かに!」自分でもハムスターに話しかけるとは思っていなかったので小さく動揺
次の日には抱き抱えて歯ブラシで毛繕いしてやると手の中で寝るほどに懐いてくれてました。
そこから少し臆病な所が出てきて一度隙間に入った時に何かのスイッチを押したのか音が鳴り驚いて出て来てからは部屋に出しても僕の足から離れようとせずに僕が歩くとちょっと待ってから僕の足に来るみたいな練習を開始しました。
2年が経つと少しずつ回し車から遠のいた生活になりながらそれでも毎日元気に水飲んだり餌食べたり外に出したら走ってみたりしてました。
今年の1月ぐらいからどうも元気が無くいつもより食欲も減ってるように感じて
豆苗、ひまわりの種を少なくしながらゼリーをあげてました。
柔らかいのが食べやすいのかよく食べてはいたんですがそれも2月に入ると寝たきりになり始めました。
2月23日の夜寝る前に餌と水を変えようとしたら水が全部無くなっていて下にばら撒かれてる状態になってました。
僕はあまり触らないほうがいいかなと思い15日ぐらいからあまり触れずにいたのですが
水浸しなので抱き抱えると
細い毛はふわふわなのに骨ばって
掃除を忘れてしばらく抱き抱えて撫でているといつものように頭を手の中に入れてきて昔のチョメみたいでなんだか懐かしかったです。
そして抱えながら中を掃除してやりティッシュとふわふわごこちを敷いてチョメの部屋から自分の匂いがする物を混ぜてやりました。
24日の朝
起きていつものように見るとチョメの周りが動いて無く
そっと抱き抱えると硬直が始まってました。
昔みたいに外で遊び疲れて寝てる時みたいな顔をしてまた起き上がって僕の手から逃げ出しそうなのに全然逃げないんです。
その日は朝から泣いていたので目は腫れてましたが仕事の為
箱の中に入れて保冷剤で涼しくして玄関に置いておき
次の日腐葉土と普通の砂を買って来て鉢の中に植えてあげました。
保冷剤でヒンヤリしてるチョメ寒くしたらダメだといっぱいあったかグッズを買い常に一定の温度にしながら日々を送りエアコンも常に付けっぱなしなんと快適な空間なのでしょうか!
そんなチョメがヒンヤリして寒かっただろうにごめんなと思いながら土に帰してやりました。
幸せだったかい?
幸せだったかい?
今でも覚えているよ星の数ほ思い出がある
僕は息をしてこれからも生きて行くよ
失いながら生きて行くよ
ハムスターと言う小さなお友達でしたけど3日間思い出すと泣きます。
ケンカした事
可愛くて笑った事
ハゲてきて心配で雨の中病院に連れてった事
部屋の中にエサを隠し続けてすごい匂いになってた事
全部2年半で僕の人生も凝縮された2年半でしたなんと無くですが心臓が小さいとそれだけで感情も小さいと思ってましたがチョメの居ない水槽や餌箱や水飲みやトイレを見るとまだ泣けてしまうので掃除が出来てませんがやらないとですね
早く立ち直らないとチョメに笑われそうです。
今日は雑談にお付き合い頂きありがとうございます。
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