医学と名乗るのであれば
鍼灸は小手先の技術を鍛えればええってもんではない
よく、鍼をする技術を教えて欲しいと
いう同業、学生がいるが、
じゃあ教えてもいいが、なぜその経穴(世間でいうツボ)に鍼をするのか?というのを問うてもなんの解答もない。
鍼灸は技術、職人のようだとよく言われるが、
では世間の陶器職人でもいい、
蕎麦うちの職人でもいい、
包丁職人でもいい、
皆小手先の技術でやっているか?
テレビで
よく日本の職人というような
題で放送されているが、
皆気候を考えたり、火加減をその材料によって考えたり、
配合を考えたりと技術だけでなく、
そこに必ず理論が入っている。
なのに、
なぜか鍼灸だけ
○○鍼法や○○術なんていう
技術のみにライトがあたってしまっている。
東洋医学、中国医学という医学
=学問であるのにも関わらず
そこはほぼ無視される。
それでいて、エビデンスがどうこう、
鍼灸師の地位向上なんていう者もいるが
学問としてしっかり説明できないと
そんなもん認めてもらえる訳がない。
ふと友人の話を聞いていて、
イラッときたので愚痴ってみました。
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