安易に飲み込まない努力
この記事はfreee Designers Advent Calendar 9日目の記事です。本日は、入社1年弱の新卒・taka3が担当します!
はじめに
私は昔から胃がそんなに強くないです。一度にたくさん食べることはできますが、継続が難しいです。筋トレのために体重を増やそうと大食いすると決めたけど、お腹の調子が悪くなる。食事量が減った結果、体重の増減がゼロという結果に終わる、といったことを繰り返しがちです。
飲み込むのは得意だけど、消化が弱いのです。
同様に、色んな知識・意見を取り入れるのが得意だけど、それを十分に消化できないことが多いです。それで得することも苦労することもあります。
今回はその中でも違和感への対処にフォーカスします。違和感があるとき、その原因を言葉にできず抱えてしまうことが多いのです。これは仕事する上でネックになるだろうと予想していて、案の定ネックになっている気がします。
そんな私が違和感とどのように向き合い、解消しようとしているかについてお話しします。
違和感があっても飲み込むことでその場はしのげる
まず、違和感とは
らしいです。この記事では、以下のような感覚を指していると思ってもらえらばと思います。
「なんか違うなあ」
「自信ないけど、自分は何となくこう思うけどなあ」
「なんか難しくてよく分からんなあ」
こうした違和感が生じたら、まずは頑張って咀嚼します。ただ、噛みきれないのが気持ち悪く、そのうち咀嚼するのが面倒になります。違和感なのは気のせいだったと思い(込み)、違和感のまま飲み込んでしまいます。あるいは、違和感だとすら認識しないこともしばしば。「そういうものだ」と鵜呑みにしてしまうこともあります。飲み込んでしまえば、解消した気分になるので安心できます。その場しのぎにはいいです。
違和感を飲み込むことの功罪
思い切って飲み込むことで受ける恩恵はあります。
良薬口に苦しとも言われるように、実はためになっていたと悟り、本当に気のせいだったことは日常茶飯事です。実際私の場合、食わず嫌いせず色んな考えを摂取したおかげで成長してきたと思っています。
ただ、やりすぎはよくないと肝に銘じておかないといけないです。
違和感を自分だけで解消しようとして、次第に体力を消耗してしまいます
悶々としてシンプルに元気がなくなります
違和感で頭一杯になり、本来の目的や純粋な意思が埋もれてしまいます
何がしたかったんだっけ? と迷子になります
違和感のまま残り続けると、抱えたままがしんどいので、ある日ドバッと吐き出すことになります
急に辛いことや不満をぶちまけ出したぞ! って周りに驚かれます。
あるいは、取り入れた情報を消化できずそのまま受け流してしまうと、何も血肉になっていないことになります
人に説明してみたら全然うまくいかなかった、と理解の浅さを自覚することになります
改めて文章にして見返すと、私あるあるすぎて耳が痛いです。切実になんとかしたいです。ってことでいくつか工夫を試みています。
飲み込んで苦しまないために
まず意識するのは、独力で無理しないことです。自分が消化しやすい形にしてから飲み込みます。具体的には、素直に「分からないです」「どういうことですか」「困っています」などと言葉にし、必要に応じて噛み砕いてもらいます。
あるいは、飲み込んでみたけどやっぱ腑に落ちないってときに抱え込まないように気をつけます。反芻した結果、腹落ちしたなら良し、ダメなら早めに吐き出すように心がけます。
こういったことは、仕事において、例えば関係者の認識を合わせるために必須の行動かもしれません。自分のためだけでなく、結果的に皆のためになると思えば、遠慮の気持ちも軽減します。
私の現在地
こういった背景を踏まえて、以下の目標を入社以来、毎回書き続けています。
半年経って見返してみて、全然ダメだなあと落胆してます。
とはいえ、半年前と比べて兆しが見えています。幸い、違和感をそのままにしない人が社内に何人もいて、お手本としています。また、そういった人たちからフィードバックを受ける中で、コツを掴みつつあります。
「努力を怠らない」と明記したように、これからも気を抜かず立ち向かっていきます!
明日の投稿は
ブランドチームのmeguさんです。「freeeのイラストは浮世絵っぽい。」とのことです。気になりますね! お楽しみに!
おまけ
「いわ」感に向き合える人って、やっぱ「いーわ」(抱腹絶倒のダジャレ)
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