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初めての開示請求 大学入学共通テスト(大学入試センター編)

前回に引き続き、大学入学共通テストについてです。文科省と同時に開示請求をした大学入試センターは開示決定通知書が来ました。

まずは、こんな感じで開示請求をしました。

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そもそも、この開示請求をしたころは、9月入学の是非をしていて、賛成派、反対派お互いに応酬をしていた頃で、その時に、いきなりこのような話を出してきたので多くの人が抗議をしていたと思います。

自分も、今回開示請求を始めたのは、それまでも数々の混乱(英語4技能・記述式)があったが、ここに至って理事長のあまりにも空気を読んでない発言だったので、「明確な根拠をもって話をしているだろうな!!」と思い怒りの開示請求デビューとなったわけです。

さて、30日間待った結果がこのよう感じです。

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さて、①が「理事長発言の根拠となる文書があるのか」って聞いた結果ですが何と「不存在」という結果。

さぁ大変だ。根拠なく話したのか!!って思います。


ですが、実は開示決定通知が来る前に、前日に電話があってその真相を教えてくれました。

担当者の話を要約すると「理事長が口頭で聞いたことなので文書がない。そのルートは文科省が感染症の専門家から聞いて、その話を文科省から理事長へとまた聞きの形で聞いた」ということ。

また、「この記事を書いた新聞の表現がちょっと誇張していて入試センターとしては、コロナ禍の最中のため実施時期の検討は続けていた」とも教えてくれた。最終的には6月19日発出した実施要項の日程で動いているとのことです。日程の事は文科省が決めることらしい。

④も一見すると大層お堅い理由ですが、この内容に関して言えば今まさに検討中なのだろう。まぁ他の件で、大学入試センター内の検討過程を開示せよって言ったらこの理由が出てくるかもしれませんが。

という開示決定が結果でした。


どうですかね。色々思いがあると思います。実は、前記事を見てもらえると分かるのですが、文科省は見解をもっていないって答えているのです。(現在、もう一度情報確認中ですが)

ただ、この二つの組織の矛盾を説明する言葉があるとすれば、「できるとは言ったが、やるとは言ってない」という言葉だろうか。


とりあえず、今後は6月の学校再開後の文科省と大学入試センターの議論過程を追ってみようかとおもいます。

ちなみに、自民党部会で大学入試センターが提出したのは次のようなものです。

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ではまた。

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