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サウナのコンセプト

今回の記事ではサウナを通じで僕が提供したい想いについて書きます。
結論から言うと「自分と向き合う時間」をサウナを通じで提供します。
「サウナ」は想いを伝える手段にしかすぎないのです。

ただのサウナ屋が何を言ってるんだ?と思うかもしれませんが少しばかり時間を下さい。

資本主義の世の中に疑問


僕は母親に片腕一つで育てられ決して裕福ではない家庭で育ちました。元々貧乏性で物欲もなく幼少の頃は友達がゲームをしてる中、田んぼの水路で葉っぱを流すだけで十分楽しめました。

世の中に疑問を初めて抱いたのが高校生になって初めてコンビニでバイトをしたときです。田舎のたった一つのコンビニの「廃棄量」を見てふと怖くなりました。

世の中には飢餓で死ぬ人もいるのに、なんでこんなに食べ物が捨てられてるんだろう。

「モノが溢れていること」や「資本主義の仕組み」に危機感を覚えたのです。

時が過ぎて大学を卒業し社会のレールそのままに、思考停止で会社員に。
1日8時間以上、週5日出勤に何も疑問を持たず働く。

仕事でストレスが溜まる

ストレス発散に飲み会などでお金を消費

お金がないので働かざるを得ない

上記の悪循環に気づいた頃には精神が疲弊してからでした。気の知れた友人と遊んでいても楽しんでいるフリをして無理して心を保っていた。

そもそも元々お金を使わない方なのに、疲弊してまで週5日も働く必要はあるのか?など様々な疑問を感じ新卒から通算8年間ほどで会社員を辞めるという決断をしました。

最高月給(手取り130万)

お金を持ったことがないからそんな事が言えるのではないかと思うかも知れません。僕は会社員時代に無形商材の法人営業をしておりインセンティブで月に手取りで130万貰ったこともあります。最高年収は800万程で20代半ば独身だと豪遊できるほどの金額。

・顧客を騙して契約を取る
・毎月の厳しいノルマに怯える

心を殺して稼いだお金は夜の遊びや毎日居酒屋ランチに消費され消えてくばかり。今思えば全く豊かでも幸せでもありませんでした。金があれば幸せな生活が待っているというのは僕にとっては幻想でしかなかったのです。

詳しい話は過去の記事にも載っています。

旅で本当の豊かさについて知る

土谷棚田の夕陽

会社員の道を降りて、2021年に半年ほどかけて車で日本一周の旅に出ました。

恥ずかしい話ですけど日本一周中に夕陽を見てマジ泣きしました。
当時31歳の大の大人が人目も気にせずです。周りから見たら恐怖でしょう。笑

会社員時代は時間に追われて気づかなかった。毎日こんなにも綺麗な景色がタダで見れるのに。資本主義に翻弄され消費すればするほど、労働時間が増えて自由が奪われていた事を実感。楽しいことや、感動するのにお金がいるとずっと勘違いしてた。

がむしゃらに働き休日に毎回高いお金出してまでテーマパークに行ったり、高級ディナーを堪能する必要ないんです。日常に幸せは落ちてます。
大量生産、大量消費はこりごり。必要最低限のお金と身軽さで生きていくことを決断しました。

旅に出て僕は自分なりの生き方を見つけることができた。
夕陽を見てたら何故かフッと蒸気のように過去の未練が抜けていき、新しい考えがインストールされました。
肩の重荷がスッと降りたと同時に、この考えを自分だけではなく世の中に伝えたい想いが湧き溢れてきた。

サウナを通じて「豊かさ」「幸せ」について考えてほしい

旅を終え自分なりの考えをより多くの人に届けられたらと思い、大好きなサウナで開業を決意。日常に幸せや感動が落ちている事を皆さんに気づいて欲しい。

サウナ候補地は電波も電気も無い場所を予定していて、皆さんには2時間ばかし自分と向き合う時間を作って貰おうと思います。大自然の中ゆったりとした時間の流れを感じてもらい、今一度自分の人生を考え直す時間をサウナを通して提供します。


もちろんこれは僕の考えであって、家庭を持ち「そんなこと言ってらんない」「理想と現実は違うんだよ」と言う方の考えもわかります。そんな方に無理に思想を押し付けたりはしません。笑 肩の力を抜いて少しでもリラックスして貰えれば嬉しいです。

もし僕の考えに共感してくれた方でサウナ苦手な方はBBQでもして語り合いましょう!サウナの入り方についてもレクチャーします!!

ではまた次の記事でお会いしましょう!!

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