八乙女の舞
江戸初期のころ、砂金掘りにまぎれこんだ隠れキリシタンの殉教の地、大千軒岳(標高1072m)のふもと。福島町千軒。
白い花が一面に広がるそば畑の真んなかで、太鼓と笛と笙の音がひびきわたり、若々しい巫女ふたりが扇子を手に舞いに舞う。なんとも幻想的な光景だ。
豊作をねがう松前神楽・八乙女の舞。
女子中学生の舞に、よそろ! 良き候と声が掛かった。
そばの花が咲き乱れる畑の傍らにある「千軒そばの店」。
農家のかみさんたちが切り盛りする。そこで、もりそば一枚。
つなぎ無しの十割だが、風味がありツルツルと喉ごしもいい。もう一枚。
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