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3歳児の肘の脱臼?

出張中の夜、
ママからTV電話があった。
3歳の妹のアナが手が痛いらしいのでどうしたものか
という電話だった。
布団の上に横たわったままアナは、
左腕だけピンと伸ばして、
不安そうな顔している。
その隣に添い寝するように
姉の5歳のエルサも横たわっている。
TV電話越しに
「アナちゃん、お手々痛いの?」
と聞くと、軽くうなずくアナ。
「どこが痛いか言える?」
小さく首を振るアナ。
するとエルサが会話に割って入る。
アナの肘の周りを指先でちょんちょんしながら
「アナちゃんね、
ココと、ココと、ココと、ココと、ココと、ココと、ココが
痛いんだって」
「痛いとこ、多いな」
と思わずツッコンでしまう。
痛がるアナちゃんの手前、
笑ってはいけないと思いつつ、
それがまた余計に自分の中で笑いを誘ってしまい
笑ってしまう。

「いつから痛がってるの?」
とママに聞いてみると、
つい先ほど、お風呂上がりの下着姿の時に
エルサが半分お尻だして
妹に見せて笑いをとるという
半ケツを見せびらかし遊びをしていたそうで、
姉妹で笑いあって遊んでいたらしい。
姉の半ケツを見た妹のアナも、
座ったまんまでお尻を出そうとしてか、
手をお尻の下に敷いたままの姿勢でいたらしい。
そして何かの拍子でその姿勢のまんまで
倒れてしまって、
その時に腕をひねってしまったのではないかと
言うことだった。
もしかして脱臼かなということになり、
ググってみると
すぐに出てきました「肘内障」
「ひじないしょう」と読むのかなと
よくよく調べてみると
「ちゅうないしょう」というよくあるケガ。

『肘内障とは』
幼稚園・保育園に通う年代の子どもによく起こる。
原因は、骨と骨をつなぐじん帯がずれてしまうこと。
腕をダラリと下げたままになることから、
「肘が抜ける」「腕が抜ける」などと言われることもある。
子どもはじん帯が十分に発達していないため、
ちょっとしたことが肘内障の原因となる。
もっとも多く見られる原因が、腕を強く引っ張ること。
このほか、腕を強く押される、不自然な角度で腕に体重をかける、
鉄棒にぶら下がる、寝返りを打つ、
などがきっかけとなることもある。
肘内障の場合、医師であれば、
その場ですぐに治すことができる。
特別な手術や麻酔などは必要なく、
腕を正しく支えながら曲げる処置をするだけ
(骨折などが疑われる場合はレントゲン撮影などの
検査を行うこともある)。
また、軽度の肘内障は、
子どもが腕を動かそうとしたり、
保護者が触れたりした拍子に治ってしまうこともある。
その場合も、念のため整形外科で診察を受けておくと安心。
じん帯が正しい位置に戻れば、
すぐに肘を曲げたり腕を上げたりすることができるようになる。

これだろうなとママと話して、
翌朝、土曜日でも開いてる
小児整骨院に電話してもらうことになった。

翌朝、ママからLINEが来て、
アナちゃん治った。
朝から泣いたから病院行く準備して
服着替えさせるときに肘曲げたから、
その時に治ったみたい。

軽度の肘内障だったようで、
昼から屋内パークに行って遊んだようです。
毎日、子育てはトラブルやケガと隣あわせです。
大人も子供も健康第一。
みなさん元気に過ごしましょう。


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