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あなたの顔は嫌いだから付き合えない

なんて、面と向かって言う人はあまり居ないだろう。

けれども実際問題として、相手の顔、というか容姿が嫌いという理由で交際を断るというのは何もおかしくない。

ただ、容姿という(基本的に変更不可能な)要素のせいで相手との間に絶対的な狭間が生じるのが少々寂しいと感じたのだ。

個人的な話になるが、私は大学時代に好きになった人がいた。彼女とは趣味が同じだったり、性格が似ていたりで仲良くなった。しかし、残念ながら交際にまでは至らなかった。別に顔が嫌いだから、とか言われた訳では無い。ただ、他に自分に何が足りなかったのかと考えると、外見なのではないかと思ったのだ。自分がもっと(彼女にとって)魅力的な外見であれば、結果は違ったのかもしれない。そう思うと自分自身が非常に情けなくなったのを覚えている。

外見で判断するなんてひどい、なんてまったく思わない。ただ、内面的に相手と一致していても、外見のせいで相手とより深い関係にまでいかないのは寂しいな、と感じたのだ。

まぁそんな下らないことを数年前に考えていた。今の私が数年前の私にアドバイスするとすれば、

「1人の相手に執着せずに、自信もってどんどんアプローチしろ。ただでさえモテないのがもっとモテなくなるぞ。」

とでも言うだろう。

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