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闘うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意思で闘ってきた

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固定された記事

幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてた

なんかいいことないかなあなんかいいことないかなあ、それが口癖だった時期がある。 社会人3年目、それなりに仕事できるようになって生活にも余裕ができた。 だけど自分…

こじま
2年前
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WORK HERO株式会社に入社しました

WORK HERO株式会社というところに、2024年3月1日に入社しました。 ソフトウェアエンジニアとして2023年末から転職活動をしていました。結果的にはCoral Careersという転職…

こじま
2日前
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだ感想

読んだ。ただの感想で、本書で言うところの「情報」はこの記事には一切ない。 なかなか面白かった。日本人はずっと長時間労働をしているのも面白かったし、日本社会におい…

こじま
3日前
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自分も言語「だけ」で思考しているわけではないと気づいた

最近、何も書けない。あとついでに描けないし撮れない。 なにがなくて書けないのかはわからない。時間だろうか、余裕だろうか、体力だろうか、不幸だろうか。 感覚として…

こじま
1か月前
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#30 ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?

ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?転職活動をしていて、とても強く思ったことがある。 「ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?」 人材不足だと言わ…

こじま
3か月前
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青春の影: 一人の同級生への追憶

ここに書かれていることは、ただの昔話だ。誰も得しない昔話。 高校生2年生のときのことだ。ある人が不登校になった。 理由は知らない。心当たりはあるといえばあるが推…

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こじま
3か月前
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メンバーシッププログラムを始めます

こんにちは、こじまです。 このたび、有料記事を定期的に公開するために、メンバーシッププログラムを始めることにしました。 メンバーシッププログラムの内容特典は、メ…

こじま
3か月前
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RSGT2024に参加しました

こんにちは、こじまです。 #RSGT2024 (Regional Scrum Gathering Tokyo 2024)に参加してきました。RSGTは初参加でした。 この記事では自分視点での感想を書きます。 ど…

こじま
4か月前
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信仰とリーダーシップの重要性に気づいた2023年 - アウトプット振り返り

2023年。今年も僕はブログ、Substack、note、ポッドキャストなど、様々なプラットフォームでいろいろと発信しました。 この記事では、自分の区切りとして今年のアウトプッ…

こじま
4か月前
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2023年読んでよかった本

今年はたくさん本を読もうと思っていた。実際にたくさん読むことができて楽しかった。ざっくり75冊読んだらしい。 まだまだ読みたい本はいっぱいある。幸せなことである。…

こじま
4か月前
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枠を外して見えた世界: ワークライフブレンドを手放した後の発見

自分という存在が変わりゆく感覚に陥っている。とても根本的な変化だ。 たぶん、仕事という生活の一大要素から解放され、自分の心と体が変わってしまったのだと思う。自然…

こじま
4か月前
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株式会社RevCommを退職します

どうも小島です。 退職をすることになりました。この記事を書いていたときは、まさか近いうちに退職をするなどとは思っていなかったので本当にびっくりしています。 スタ…

こじま
5か月前
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システムで表現されてないものは事業のボトルネックになりうる

事業に存在する概念が、ちゃんとシステムで表現されていないときがある。 具体例を出す。たとえば、A機能とB機能とC機能をフルで提供しているサービスがあったとする。そ…

こじま
5か月前
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まず、コードを書かない

あまり人から賛同されないかもしれないが、自分が信じていることがいくつかあることに気づいた。 なので、そのうちのいくつかを書いてみようと思う。第一弾は、コードは書…

こじま
5か月前
3

「自分が読むものを自分で選ぶ世界」なんて存在しない?

ソーシャルメディアが失っているものがもしわかっていたらどうしますか?New York TimesのOpinionで気になった記事があった。 タイトルは、What if You Knew What You Wer…

こじま
9か月前
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価値観が社会を作るんじゃなくて、社会に価値観を規定されるんじゃないかと思うんだよな。うまく行っている社会のルールが次第に価値観になっていって、内面化されて、そのルールのもとでうまくいかなくなくなると徐々に価値観が変わっていくのだと思う。

こじま
1年前
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固定された記事

幸せは誰かがきっと運んでくれると信じてた

なんかいいことないかなあなんかいいことないかなあ、それが口癖だった時期がある。 社会人3年目、それなりに仕事できるようになって生活にも余裕ができた。 だけど自分のやりたいこととかなにも見つけられなくて、果たして何のために生きてるのやらって感じてた。 それはそれで悪くない生活だと当時は思っていた。そして、幸せは誰かがきっと運んでくれる、勝手にやってくる、そう牧歌的に信じていた。 パンデミックなんてものが起こるまでは。 俺はなにをしているんだ?2020 年。自分が普通に

WORK HERO株式会社に入社しました

WORK HERO株式会社というところに、2024年3月1日に入社しました。 ソフトウェアエンジニアとして2023年末から転職活動をしていました。結果的にはCoral Careersという転職サービス経由で知った会社に入社しました。 もともとはスカウト型(※Coral Careersもスカウト型ですが)のエンジニア向けの転職サイトであるLAPRASやFindyを利用していました。特にFindyさんにはユーザーサポート面談を通して何度か壁打ちをしていただきました。ありがとう

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んだ感想

読んだ。ただの感想で、本書で言うところの「情報」はこの記事には一切ない。 なかなか面白かった。日本人はずっと長時間労働をしているのも面白かったし、日本社会において出版業界の大当たりした戦略(円本とか)を知れたのはだいぶ面白い。 一方で後半、特に筆者の主張について、僕はあまりピンと来なかった。というのも、2010年代以降に対する筆者の捉え方と僕の捉え方が違うだけであって、筆者が間違っているわけではないと思う。 本書の主張は、(僕が乱暴に要約すると)労働で自己実現し自分の行

自分も言語「だけ」で思考しているわけではないと気づいた

最近、何も書けない。あとついでに描けないし撮れない。 なにがなくて書けないのかはわからない。時間だろうか、余裕だろうか、体力だろうか、不幸だろうか。 感覚としては、自分が不幸であるという認知が強ければ強いほど僕は文章が書ける。しかしこの数年、特にここ数ヶ月、人が変わったかのように自分は幸福であるという認知に変わり、どんどん自分は何も書けなくなっていくなぁと感じている。 なんてことを考えていたら言語化についての話をしているPodcastを聞いた。 関係ないけど、ゆる言語

#30 ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?

ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?転職活動をしていて、とても強く思ったことがある。 「ソフトウェアエンジニアってそんなに偉いのか?」 人材不足だと言われて久しい。大企業は「DX人材の確保が急務!」と言うし、どの会社も「エンジニア採用は大変」という。 採用の過熱の中「お金を払ってでも会いたい」と思うようにしかスカウトを送らない、面談すると求職者に還元されるとする転職サイトさえある(筆者は使ったことがないので評価はしない)。 ソフトウェアエンジニアに流れでなった

青春の影: 一人の同級生への追憶

ここに書かれていることは、ただの昔話だ。誰も得しない昔話。 高校生2年生のときのことだ。ある人が不登校になった。 理由は知らない。心当たりはあるといえばあるが推測でしかない。そして本当の理由などというものはえてして本人にさえわからない。 とにかく、その人は僕らの前からいなくなった。もう10年以上も前のことだ。

有料
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メンバーシッププログラムを始めます

こんにちは、こじまです。 このたび、有料記事を定期的に公開するために、メンバーシッププログラムを始めることにしました。 メンバーシッププログラムの内容特典は、メンバーシップに入っている方のみが全文を読める記事を定期的に公開する予定です。 有料記事の内容は、今まで無料公開しているコラムやニュースレターとは本質的には変わりませんが、パーソナルな話、あるいは国際情勢などに踏み込んだ話が含まれる予定です。 価格は月額500円で、初月は無料です。ただし、まだ有料記事を公開してい

RSGT2024に参加しました

こんにちは、こじまです。 #RSGT2024 (Regional Scrum Gathering Tokyo 2024)に参加してきました。RSGTは初参加でした。 この記事では自分視点での感想を書きます。 どういう発表がされていたのかなどはまとめブログ記事や、感想記事が他にも複数あると思うのでぜひそちらを参照ください。 障害(Barrier)の少なさこういうことに「完璧」はない、という前置きをした上で書きますが。 僕が今まで参加してきた技術勉強会、カンファレンスな

信仰とリーダーシップの重要性に気づいた2023年 - アウトプット振り返り

2023年。今年も僕はブログ、Substack、note、ポッドキャストなど、様々なプラットフォームでいろいろと発信しました。 この記事では、自分の区切りとして今年のアウトプットをまとめと、今年自分にとってのテーマであり、リーダーシップを理解する上での要だった「信仰」について書こうと思います。 各プラットフォームの振り返り自分の思索のとっかかりを作る場所 - Diary over Finite Fields 今年は個人ブログ Diary over Finite Fiel

2023年読んでよかった本

今年はたくさん本を読もうと思っていた。実際にたくさん読むことができて楽しかった。ざっくり75冊読んだらしい。 まだまだ読みたい本はいっぱいある。幸せなことである。 さて、2023年も終わるので読んでよかった本をまとめるやつをやろうと思う。5冊、ではないが5つ選んだ。 なお、僕が今年読んだというだけで発行が直近とは限らない。かなり前の本もある。 日中戦争全史この本は日中戦争の詳細な歴史を網羅している。 まず、戦争勃発までの経緯がかなり詳細に書かれている。なんとなく「満

枠を外して見えた世界: ワークライフブレンドを手放した後の発見

自分という存在が変わりゆく感覚に陥っている。とても根本的な変化だ。 たぶん、仕事という生活の一大要素から解放され、自分の心と体が変わってしまったのだと思う。自然に。 もう、数日前までの自分ではない。この変化は間断なく進行し、元の状態に戻ることはないだろう。先週までの自分が考えていたことさえ、思い出すことができない。 体と心の変化仕事を辞めてから色々なことが変わった。まず、よく寝るようになった。本当によく眠れる。時間があるというのも大きいが、意識に登らないレベルで身体は疲

株式会社RevCommを退職します

どうも小島です。 退職をすることになりました。この記事を書いていたときは、まさか近いうちに退職をするなどとは思っていなかったので本当にびっくりしています。 スタートアップなので当然、色々と課題のある環境でしたが、僕はそれを楽しむ人でした。いつまでも歯を食いしばって頑張れるかと思っていたのですが、諸事情でその決意が揺らいでそのまま退職をする運びとなりました。 課題感の見立てはすでにあったんですが、結局その見立てがあってもなにもできずに最終出社を迎えてしまいました。自分の無

システムで表現されてないものは事業のボトルネックになりうる

事業に存在する概念が、ちゃんとシステムで表現されていないときがある。 具体例を出す。たとえば、A機能とB機能とC機能をフルで提供しているサービスがあったとする。そこで、A機能が有効ではないユーザーのUIでは自分の情報取得のAPIみたいなもので `a_feature: false` みたいなフラグで制御するみたいなことがあると思う。 ところが、このA機能がオフなユーザーを実は営業パーソンは「割引プランユーザー」みたいに呼んでいたとする。つまり、システム上は単にA機能が使えな

まず、コードを書かない

あまり人から賛同されないかもしれないが、自分が信じていることがいくつかあることに気づいた。 なので、そのうちのいくつかを書いてみようと思う。第一弾は、コードは書かない方がよい、だ。 コードを書くのは最終手段僕はコードを書かないで済ませられることはコードを書かない方がよいという信念を持っている。 事業の企画段階なら、コードを書かずに実証実験をする方が良い。プロトタイプなんぞオリジナルで作っている暇があったらノーコードツールとかGoogleスプレッドシートとかで実証実験をし

「自分が読むものを自分で選ぶ世界」なんて存在しない?

ソーシャルメディアが失っているものがもしわかっていたらどうしますか?New York TimesのOpinionで気になった記事があった。 タイトルは、What if You Knew What You Were Missing on Social Media? 直訳すると、「ソーシャルメディアが失っているものがもしわかっていたらどうしますか?」という感じの意味になると思う。 この記事(というよりOpinion)は、アルゴリズムがSocial Media(特にX)で使われ

価値観が社会を作るんじゃなくて、社会に価値観を規定されるんじゃないかと思うんだよな。うまく行っている社会のルールが次第に価値観になっていって、内面化されて、そのルールのもとでうまくいかなくなくなると徐々に価値観が変わっていくのだと思う。