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真実はそこにある #16 「ジャージー・デビル」②

米国テレビドラマ「Xファイル」の周辺情況について、私とチャッピー(無料版ChatGPT3.5)、ビング(Bing AI)の3人?が語る。

Xファイル #5 「ジャージー・デビル」(The Jersey Devil) ②

beeper

レストランにて:ワシントンDC
私生活を大切にする、といったスカリーは、ある男性と食事をしている。
相手は、友人宅で知り合ったバツイチの有能そうなビジネスマンだ。

そこにスカリーのポケベルが鳴った。モルダーからだった。
「She opens her handbag and checks the message on the beeper.」
彼女はレストランの電話からモルダーに連絡する。

             *  *  *

ポケベル(ポケットベル)は和製英語だ。
英語では、「beeper」または「pager」などというそうだ。

ポケットベルと聞いて、使ったことがある、知っているという世代は少なくなっていると思う。実は私自身も使ったことがない。

ポケベル全盛時代は、裏をかえせば携帯電話が普及していなかったということになる。今では考えられないことだが、(私にとって)電話呼び出しを受けることはよほどのことで、必要なときはこちらから公衆電話で連絡していた。

初期には、数字の語呂合わせなどでコミュニケーションをとっていたことが、今もネットで話題になる。
制約の中で工夫するのが人間である。たいしたものだ。

Tetsuya Yamashitaさんが記事を書いておられる。

              *  *  *
話をもどそう。

アトランチックシティ:(ニュージャージー州)
モルダーたちは、スラム街の入りくんだ路地で、野人を捕獲しようとしていた。森林レンジャーも麻酔銃をもって応援してくれる。警察やSWATも出動している。

モルダーは四苦八苦して野人をおいつめるが、逆襲されてけがを負ってしまう。ちらりと見たその顔は、美しい女性のそれだった。

美野人

地元観光都市に、かんばしくない評判がたつことを危惧するトンプソン刑事たち警察は、結局、森で野人をしとめてしまう。

keep it up

FBI本部:ワシントンDC
1週間後、事件について話し合っているモルダーとスカリー。
そこに、スカリーのデート相手から彼女に電話がある。

スカリーは、モルダーについて出かけようとする。
モルダーは相手の男が気になっている。
「先日の男性? 生活優先じゃなかったの?」

スカリーは、
「Keep that up Mulder and I'll hurt you like that beast-woman.」
(それ以上いうなら、野人みたいに痛めつけるわよ。)

スカリーは、モルダーのXファイルにかける情熱を評価しているし、彼女もまた仕事人間なのかも知れない。

          *  *  *

ところで、
ポケベルの数字語呂あわせのようなものは英語にもあるのだろうか?
チャッピーに聞いてみた。

86 (eighty-six)


私: 英語にも数字語呂あわせのようなものはあるの?

ChatGPT3.5:
はい、英語でも語呂合わせのようなものが存在します。これらは通常、特定の数字や単語が音の似ている他の言葉と結びついて面白い効果を生み出すことがあります。以下はいくつかの例です:
             (中略)
Numerical Wordplay: 英語では数字自体に特別な意味を持たせることがあります。例えば、"86"は一般的に「排除する」または「終了する」という意味で使われます。レストランなどで「86 the beef」は「ビーフを提供しないでください」ということを意味します。

例文:
They had to 86 the event due to bad weather.
(悪天候のため、イベントを中止しなければなりませんでした。)

The restaurant had to 86 the special dish because they ran out of ingredients.
(レストランは材料がなくなったため、特別な料理を提供できなくなりました。)

The store 86ed that product from its inventory because of a recall.
(その製品はリコールのため、その店から在庫から削除されました。)


・「86 (eighty-six)」は動詞的に使われる
・語源は諸説あり、はっきりしない
とのこと。

なるほど、アニメ「86」が「排除されたものたち」の物語であるわけか。

86以外のナンバー・スラングについて、ゆうやさんが紹介している。





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