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日本シリーズを総括……

こんにちは、takuです。

日本シリーズの長い長い戦いが決着しましたね。

スワローズの日本一で幕を閉じました。

どちらのチームも完成度は高く、近年稀に見る素晴らしい日本シリーズでしたね。

第1戦から大熱戦でした。

初戦は吉田正尚選手がサヨナラタイムリーを放ち、バファローズが先勝。

2戦目は高橋投手が完封し、スワローズが五分に。

3戦目はサンタナ選手が逆転2ランを放ち、スワローズリード。

4戦目はオスナ選手が決勝タイムリーを放ち、スワローズ王手。

5戦目はジョーンズ選手の決勝ソロで、バファローズが望みをつなぐ。

そして6戦目、川端選手が決勝タイムリーを放ち、日本一。

……と凄まじい戦いでしたが、両軍とも素晴らしい試合の連続で印象に残るシリーズになりましたね。

投手陣について

投手陣から見ていくと、先発陣は全員が役割をしっかり果たしていましたね。

5回を投げきれなかったのは、第3戦のバファローズの田嶋投手と第6戦のスワローズの高梨投手でしたが、どちらも自責点は1でした。

他の投手を見ると、バファローズは山本投手は15回で2失点、宮城投手は8回途中1失点、スワローズは奥川投手が7回1失点、高橋投手は完封と素晴らしい出来でした。

また東京ドームに移っても、スワローズは小川投手、石川投手、原投手とも役割を果たしていましたし、バファローズも山﨑颯投手、山﨑福投手も内容は良かったですね。

両軍とも先発投手がほぼ素晴らしい出来だったのが、6戦とも大熱戦を生み出しました。

中でも見事だったのは、スワローズの高橋投手でしたね。

この高橋投手が第2戦で完封したことで、バファローズのサヨナラ勝ちの勢いをほぼ完璧に止めました。

ここでもしバファローズが打ち込んでいれば、バファローズペースでこの日本シリーズは進んでいたはずでした。

バファローズにとっては、第2戦の序盤のチャンスを生かせなかったのが、このシリーズの流れになってしまったように感じましたね。

打線について

スワローズは全体的に役割を果たした選手が多かったですね。

青木選手は繋ぎのバッティングに徹していた感じでしたし、村上選手は勝ちにこそ繋がらなかったものの随所で本塁打が出ていました。

また両外国人も、オスナ選手は決勝タイムリーを放ったり、サンタナ選手は安打は2本だったもののいずれも効果的な一発を放っていましたね。

一方、バファローズは宗選手は5試合連続で安打を放ち、紅林選手は打率3割1分8厘と若い選手は結果を出しました。

ジョーンズ選手やモヤ選手も随所で活躍していましたが、安達選手やT-岡田選手がブレーキになってしまったのが、非常に痛かったですね。

どちらも若手選手と外国人選手は活躍していましたが、ベテラン選手の働きが勝敗を分けてしまったように思いました。

キーマンに挙げた選手たち

スワローズでキーマンに挙げた清水投手がしっかり仕事をしていましたね。

第1戦は1回無失点、第4戦も1回無失点、第6戦は2回無失点とランナーは出していましたが、しっかり抑えきってました。

第1戦こそ、マクガフ投手が打ち込まれたために落としてしまいましたが、どの試合も要所をしっかり抑え込んだことでスワローズに流れを呼び込みました。

スワローズの野手のキーマンに挙げた、塩見選手は第6戦では先制タイムリーと川端選手の決勝タイムリーに繋がるヒットを放ち、役割を果たしました。

打率こそ低くなりましたが、良い場面でヒットや四球をもぎ取り1番打者としての仕事をしていましたね。

キーマンに挙げた2人がしっかり機能したのが大きかったですね。

一方のバファローズのキーマンに挙げた2人でしたが、宮城投手は負け投手にこそなったものの、8回途中1失点でしたし、内容は本当に素晴らしかったと思います。

しかし先述したように、T-岡田選手が残念ながらあまり機能できなかったのが痛かったように思いました。

いい当たりもありましたが、打率は1割7分6厘。

第5戦の同点タイムリーはありましたが、それ以外が印象が薄かったですね……。

吉田正尚選手は結局、2割2分2厘でしたし、杉本選手もストライクであまり勝負はさせてもらっていなかった印象でした。

すべてとは言えませんが、T-岡田選手があまり良い働きができなかったことで吉田選手や杉本選手に多少なりとも影響を与えてしまったように感じましたね。

来季以降は……

今年の日本シリーズは先述したように、両軍とも若手選手が躍動しました。

スワローズは高橋投手や奥川投手を始め、村上選手や塩見選手、清水投手など。

バファローズは宗選手や紅林選手、山本投手、宮城投手など。

プロ野球ファンとして思うことは、彼らの活躍は来季以降に繋げていってほしいですね。

もちろん、他のチームも若手が今季は躍動しました。

セリーグならタイガースの佐藤選手やカープの栗林投手、ベイスターズの牧選手など。

パリーグならファイターズの伊藤投手やイーグルスの早川投手など。

切磋琢磨して、来季はよりレベルアップした熱いプロ野球を見せてほしいな……とプロ野球ファンとして、願っています。

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