上京の3年間(パート1)

皆さん、こんにちは。野球好きのtakuです。

普段は野球の話が中心だった私。

ついにプロ野球も優勝チームがついに決まりました。

野球の話はCS始まってからにして、今回は私の過去の経験をお話したいと思います。

私は奈良県にいる時期が非常に長いですが、2017年から3年間だけ、神奈川県の方で暮らしていました。

そんな私が神奈川県に行こうと思ったきっかけや3年間過ごした経験を書いていきたいと思います。

今回はまず上京前に考えていたことから始まり、神奈川県に上京したいと思ったきっかけ、決まった経緯などを書いていきます。


その1 上京までに考えていたこと

私は大阪府で生まれ、奈良県でずっと育ってきていました。

高校も大学も奈良県の学校でした。

実家でずっと過ごしてきた人間でした。

田舎でずっと暮らしてきていて、大きなショッピングモールやボウリング場、大きな病院とかも自動車や電車でないと行くことができないところでした。

とてものどかなところで落ち着いて過ごせる環境でした。

自然がたくさんあり、滅多にないですが、山奥に住んでいるシカやタヌキが飛び出してくることもあります。

駅は近くにありますが、田舎にしては停車する電車は昼間では1時間に3本と多いほうだと思います。

そんなところで毎日を過ごしていた私。

しかし、高校時代まではどういう仕事をしていきたいか考えたこともありませんでした。

どうしたいのかどう過ごしていこうか、全然見つけることができなかったのです。

自分のしたいことは何だろう。

そうモヤモヤしたまま、高校時代が終わってしまい、一浪後大学生になりました。

私の叔父が教員だったこともあり、教員を目指してみることにしました。

何か目指すものがあれば、自分の生きる原動力になると考えていましたし、子どもが好きだったところもありました。

ただ学生になり、いろいろな人と出会っていくなかで、様々な人がいることを知りました。

特に学校インターンシップで障がいのある子どもと出会ったのはよかったかもしれません。

障がいのある子どもと本格的に接するのはこのときが初めてのことでした。

彼らは一生懸命生きています。

確かに他の子どもたちよりできることは多くありません。

しかし、絵がとても上手だったり、電車にとても詳しかったりと自分より優れた点が多くありました。 

障がいのある子ども、当時はあまりできることがない印象を持っていたことを恥じました。

成長する姿も直に見ることができ、喜びを感じることもできました。

教員であってもなくても、子どもたちが安心して暮らせる環境を作ってあげたいな…と改めて感じたインターンシップでした。

奈良で子どものために生きていければ、そう感じた大学2回生の終わりでした。


2.就職活動で抱いた上京へのきっかけ

そして4回生。

自分の道を定める時期がきました。

しかし、自分は子どものために生きていきたいと感じつつ、どの道に進んでいこうかまだ迷っている状況でした。

教員も頭にありつつ、公務員も頭にある状況でした。

本来なら、どの道に進むかしっかり考えて決めていかなければならなかったと思います。

しかしその迷いは後に卒業してからも拭いきることができませんでした。

自分の生き方に悩み続けてしまった結果でもあると思います。

そんなこんなで就職活動。

採用試験に挑みました。

ただ中途半端な思いを持ってしまっていた私はうまくいくはずがありませんでした。

しかも当時は奈良を離れることは最初は頭にありませんでした。

そんな中でその採用試験に神奈川県に行く機会がありました。

神奈川県に行くことはこのときが初めてだったと思います。

初めて行く、神奈川の地。

今まで行ったことがない場所にも行き、そして就職活動をしているうちに新幹線の中やホテルの中でいろいろ考えていたことがありました。

私はずっと田舎で暮らしてきたけど、今のまま田舎で両親と暮らしていくのはどうだろうか?

今まで両親に頼り過ぎていたのではないか?

田舎は好きだけど、大都会で住んで一度環境を変えて自分を成長させたい。

そして新しい自分を見つけたい。

そういう思いを抱くようになりました。


3.神奈川県を選んだ理由

そんな中、私は関東のほうでそして神奈川県で考えていこうと思いました。

理由はいくつかあります。

まずは都会がたくさんあったことですね。

都会といっても、横浜市や川崎市、相模原市、小田原市がありますが、特徴が様々で、調べていくうちにおもしろいと感じたんですよね。

あとは当時、東京都にも憧れを持っていましたが、家賃は神奈川県のほうが安いというのも大きかったです。

家賃が安くて、東京が近くにあるのが私にとってはすごく魅力を感じたことも1つですね。

そして関西から一度離れてみて、自分一人でどこまでできるのか試してみたいと感じました。

関西では祖母や親類がたくさん住んでいました。

ただ家族が近くにいるから、いつでも助けてくれそうだなと、甘えてしまうのではないかとも思っていました。

その甘さも捨てて、そして1からスタートしていきたい……これも神奈川県を選んだ理由の1つでした。

4.上京が決まるまで

大学卒業してから4年もかかってしまいました。

上京に向けて、必死で勉強したけど叶わないまま……でした。

もっと早く上京したかったな……と思ったのは言うまでもありません。

そして2017年4月、近くでアルバイトして過ごしていた頃、突然一本の電話がかかってきました。

東京都から講師のオファーでした。

上京に憧れていた自分にとっては、環境を変えるチャンスだと考えました。

なので呼ばれた時点で行こうと決めていました。

あまりに急遽だったので、身支度をして特急列車、新幹線に乗って向かいました。

そして面談を受けて、何とかクリア。

家を探し、神奈川県座間市で暮らすことになりました。

ついに一人暮らしが始まります。

27歳、初めての挑戦です。

どこまでやれるのかという不安、社会人としてできるのかという不安などが付きまといます。

しかし楽しみもありました。

一人で新たな生活に挑戦できること、憧れた場所で暮らせること、そして新たな出会い。

いろいろな思いを持って、旅立ちました。

旅立った後の話は次回とさせていただきます。

次の第2回では、一人暮らししていて感じたことや出来事などを書いていければと思います。

そこでこれから一人暮らしをしたいと思っている人などに少しでもアドバイスが出来ればと思っています。

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