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お菓子禁止の限界

一人での生活が続くとと何を食ってもどれだけ呑んでも、どれだけ寝ても何を観ても、充実した気がしない。不思議だ。たかが一人でいるだけなのに。これは自分が寂しがり屋だからだろうか。しかし寂しがり屋という問題以前に、一ヶ月前から続けている甘いもの禁止生活の影響による禁断症状の一種の可能性がある。今までの自分は、スイーツに依存し過ぎたのだ。そりゃ小さい頃からチョコレートなりアイスクリームなりを食べ続けていたのだから依存はしていると思う。たかが一ヶ月お菓子を辞めたくらいじゃ完全に振り切れるものじゃない。その苦しみの連鎖に自分はいる。


晩御飯に札幌にあるトリトンという人気の回転寿司に行ったのだが、散々寿司を食べた後はもうケーキが食べたくて仕方なかった。しかしそれを我慢して自転車を漕いで帰路に着く。なんで自分はこんなに我慢を貫いているのだろうか、これもまた不思議に思う。単純にアトピーを治したいからではあるが、あまりにも孤軍奮闘している状態が続くと、どれだけ目的が明白であっても、何故か意義を失いつつある。たまにはこうして言葉にして本当にやりたい自分を取り戻さなければ、あっという間に生活が崩れていく。はあ、甘いものが食べたくて仕方がない。いつまで続くのか、この甘いものに対する依存は。


あまりにも辛いので、スーパーにてパイナップルと焼き芋を買った。甘いもの禁止ではあるが、果物や芋系はセーフにしている。別に糖質制限をしているわけではないので、天然の甘いものは食べている。お菓子、パン類が基本的にNGである。これを書いている今でもすでにパイナップル半個をたいらげ、焼き芋も完食してしまいそうな勢いである。それでもなお集中力が落ちていく。禁断症状のせいで文章を書くのが辛い。身体全体がぐったりして、数行書いたらベッドに寝そべり、また起き上がっては書き始め、焼き芋を頬張り、またベッドに向かう。そんなダラダラした態度でひたすら書く。なんという不真面目な態度だろう。


時々奇声を発したくなる。というか発している。これはもう重症の類である。ベッドに寝そべっている時、うーんうーんと喉を振り絞りながら発声している。もう内面に溜まりきった何某があばれていてうざいのだ。ああもうだめだだめだと、身体全体が警告を出している。もう寝ようか。まだ千文字しか書いていないが、今日はこの辺で。


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