iPhone SE 第2世代 Appleが正式発表 A13 Bionic搭載で4.5万円から

アップルは4月16日0時(日本時間)、新製品「iPhone SE」を発表した。予約は4月17日から開始となり、発売は4月24日からとなっている。価格は64GBモデルで4万4800円(税別)だ。

 長い間、ネットの噂となっていた「iPhone SE」がついに発売されることとなった。

 初代iPhone SEが発売されたのは今から4年前の2016年3月のこと。4インチというコンパクトな本体サイズと安価な価格で、根強い人気を誇っていた。日本では特にワイモバイルなどの格安スマホとも相性が良く、「初めてのiPhone」としても選ばれていた。

今回のSEは2014年発表のiPhone 6から続く4.7インチ液晶+ホームボタン筐体がベースとなっています。2015年のiPhone 6sで完成度を増し、2016年の7でFeliCa搭載、翌2017年のiPhone 8では防水+Qiなど着実に進化してきました。iPhone 8をベースにどういった「さらなるパワーアップ」がなされたのかがポイントです。
A13 Bionic搭載でカメラがパワーアップ
iPhone SE 第2世代は、iPhone 11シリーズと同じA13 Bionicを搭載しつまり、昨年秋に発売されたiPhone 11と同じものだ。そのため、カメラで撮影した際、機械学習などによって、誰でも綺麗な写真が撮れるというiPhoneの魅力はそのまま継承された格好だ。iPhone 11ではカメラは2つ、iPhone 11 Proでは3つ、搭載されているが、今回のiPhone SE(第2世代)ではiPhone 8と同じシングルカメラ一つとなっている。、A9搭載の第1世代より2.4倍(描画性能は4倍)高速に、販売が継続されるiPhone XRよりも高い処理能力を有します。

処理速度が向上したことにより、カメラ機能がパワーアップしています。ハードウェア的には、Focus Pixelsを使用したポートレート撮影が可能に(人物のみ)、また、動画は60fpsの4K撮影に対応しました。さらにフロントカメラの動画撮影時に手ブレ補正が働くようになっています。

 ただ、フロントカメラも進化しており、自撮り動画を撮影する際には手振れ補正にも対応している。

iPhone 8から引き続きFeliCaによるモバイル決済やQiによるワイヤレス充電にも対応。6sから搭載されていた3D touchは11シリーズ同様、感圧式のものに変更されています。筐体は、ほぼiPhone 8と同じでケースなども流用可能。iPhone 7以降非搭載となっているイヤホンジャックはありません。ほか、eSIM搭載やWi-Fi 6対応など最新ハイエンドと張り合えるうれしい強化ポイントも。


気になる価格・発売日は?

4月24日に発売となるiPhone SE(第2世代)は、4インチではなく、4.7インチとなっている。デザイン的にもiPhone 8を踏襲しており、iPhone 8用の本体ケースもそのまま流用が可能だ。つまり、iPhone SE(第2世代)は2016年に発売されたiPhone SEの後継機種というより、iPhone 8の後継機種、型番をつけるならば「iPhone 8s」といったほうがいいかもしれない。。

 ただ、64GBで4万4800円(税別)、消費税を入れても5万円を切るiPhoneとなる。ここ最近、スマホの割引販売に規制が入る中、この価格帯でiPhoneが買えるとなると、嬉しいことだ。

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