もやもや
ものごとはなかなか思うとおりには運ばないものだ。
などとしたり顔で述べるのも、なんだか賢しらで嫌ではある。
とはいえ、何かもやもやとしてとらえ切れない何かが、
じわじわと自分を包み込んでいるように感じられる。
もやもやの、じわじわ。
ま、でも、人生なんてこんなものだ、とも思う。
実際のところ、「思うとおりに」と言うほど、思ってなんかいない。
すべては、及び腰なのだ。腑抜けだ。
どうしたって「良い」と感じられるものはある。
「良い」と感じられるものを時間をかけて自分に刷り込んでいくしかない。
でも、知らず知らずのうちに邪悪なものに後ろから触れられているようにも思われるから、厄介だ。
いま書いているこの文章自体が、もやもやしている。
なんとも言えない、不愉快な気分なのだ、そうだ、不愉快だ。
明日から、また仕事。
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