埼玉西武ライオンズの呪いを解きたい
小学生は「一生のお願い」とよく言うが、人間に与えられたその1度きりの権利を早々に行使してしまっても良いのだろうか。
ならばいつ使うべきか。
仮に使うのであれば、それは間違いなく今だろう。
埼玉西武ライオンズが窮地に立たされている。
自慢の爆発力のある打線は狭山湖に沈み、白にゃんこ打線とまで言われた2020年シーズンを苦しみ乗り越えてきた。
心機一転、今年こそはという時にまたも大きな壁にぶち当たる。
主力選手の離脱である。いや、もはや主力を通り越してチーム全体が怪我人まみれでお先が真っ暗である。これから一体どうしていけば良いのだろうか。
■ 療養中
▲ 経過観察中
★ 復帰済み
外野手
■ 若林楽人 (左膝前十字靭帯損傷)
★ 栗山巧 (足の張り)
▲ 金子侑司 (濃厚接触者)
▲ 木村文紀 (腰痛・濃厚接触者)
▲ 高木渉 (足の肉離れ)
■ 戸川大輔 (手術後リハビリ中)
内野手
■ 外崎修汰 (左足腓骨骨折)
■ 山野辺翔 (左母指MP関節尺側側副靱帯損傷)
★ 山川穂高 (左太もも裏肉離れ)
▲ 源田壮亮 (感染症)
★ ブランドン (熱中症)
投手
▲ 今井達也 (左腕ライナー直撃・経過観察中)
▲ ザック・ニール (濃厚接触者)
★ 小川龍也 (左肘手術・リハビリ明け)
■ 増田達至 (下半身コンディション不良)
★ 森脇亮介 (右肩の違和感)
★ リード・ギャレット (ライナー直撃)
■ 榎田大樹 (左母指末節骨開放性骨折・基節骨骨折に対する骨接合術 実施)
■ 松坂大輔 (脊椎内視鏡頚椎手術 済み)
■ 齊藤大将 (左肘内側側副靭帯再建術及び後方関節腔クリーニング術 済み)
■ 粟津凱士 (右肘鏡視下骨棘切除術および内側側副靭帯再建術 済み)
■ 多和田真三郎 (持病の治療中)
ご覧の有様である。
おかけで、既に胃を持ち合わせていないライオンズファンの多くは、新たに記憶を無くすことを覚えてしまった。リリーフ炎上でもそうだが、もちろんこの大量離脱も当てはまる。我々には脳までが無いのである。
周りに意識レベルの低いライオンズファンがいても、どうか大目に見てあげて欲しい。誰もが通る道を通って何が悪い。都合の悪いことからは目を背ける、人間らしくていいじゃないか。
他球団の皆様、来シーズン満を持して戦力を整えた、埼玉西武ライオンズに期待していてほしい。
お清めの塩を購入する準備は出来ている。
かかってこい。
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