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大阪府A問題|公立高校入試統計問題2024

 ある工場で生産された「製品A」がたくさんある。それらのうちから400個を無作為に抽出して検査したところ3個の不良品が含まれていた。標本調査の考え方を用いると、この工場で生産された「製品A」5000個の中に含まれる不良品の個数はおよそ何個と推定できますか。答えは小数第1位を四捨五入して整数で書くこと。


不良品の個数はおよそx個とすると

 取り出した400個のうち不良品は3個ですから,母集団における製品Aと不良品の比も 400:3 であると推定できます。
 た「製品A」5000個の中に含まれる不良品の個数を$${x}$$とすると,

$$
\begin{array}{rcl}
400:3 & = & 5000:x \\
x &=&5000×3÷400 \\
&=&37.5
\end{array}
$$

 答えは,小数第1位を四捨五入して整数で答えますので,およそ38個と考えられます。

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