栃木県|公立高校入試統計問題2023
問題1
(1)累積度数
累積度数とは,最初の階級からその階級までの度数を合計したもの。求めると,2+8+7=17(人)
(2)度数分布表における最頻値
度数分布表における最頻値とは度数の最も多い階級の階級値(階級の真ん中の値)。
度数の最も多い階級は,20.0秒以上22.0秒未満。その真ん中の値は(20.0+22.0)÷2=21.0(秒)
問題2
(1)箱ひげ図から読み取れること
ア 中央値は,箱ひげ図の箱の中にある縦線が示しています。確かに1回目よりも2回目の方が大きいですので,正しい。
イ 最大値は,箱ひげ図のひげの右端。1回目よりも2回目の方が大きいですので,正しくない。
ウ 範囲は,最大値と最小値の差で,箱ひげ図ではひげの右端から左端までの長さ。1回目と2回目は等しいので,正しくない。
エ 四分位範囲は,第3四分位数と第1四分位数の差で,箱ひげ図では箱の長さに当たる。確かに1回目よりも2回目の方が小さいので,正しい。
(2)データの個数が100個のときの四分位数
データの個数は100人ですから,四分位数は,次のようになります。
(【1】~【50】)(【51】~【100】)
↓
(〔【1】~【25】〕〔【26】~【50】〕)
(〔【51】~【75】〕〔【76】~【100】〕)
第1四分位数は,【25】番の生徒と【26】番の生徒の平均です。
【25】番・【26】番の生徒が両方とも8点であれば,8点を取った生徒がいるといえますが,【25】番の生徒と【26】番の生徒の平均が8点になる場合はそれだけではありませんね。最低点が6点であることを踏まえて,平均点が8点になる例を挙げればよいでしょう。
答
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