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京都府|公立高校入試確率問題2020

 右のⅠ図のように,A,B,C,D,E,F,Gの文字が書かれた積み木が1個ずつあり,この順に下から積まれている。

 積まれた7個の積み木について,次の操作を行う。

〈操作〉 
手順① 1から6までの目があるさいころを1回投げる。
手順②
 手順①で1の目が出た場合,下から1番目にある積み木を抜き取る。
 手順①で2の目が出た場合,下から2番目にある積み木を抜き取る。
 手順①で3の目が出た場合,下から3番目にある積み木を抜き取る。
 手順①で4の目が出た場合,下から4番目にある積み木を抜き取る。
 手順①で5の目が出た場合,下から5番目にある積み木を抜き取る。
 手順①で6の目が出た場合,下から6番目にある積み木を抜き取る。
手順③ 手順②で抜き取った積み木を一番上に移動させる。

 たとえば,Ⅰ図の状態から〈操作〉を2回続けて行うとき,1回目の〈操作〉の手順①で2の目が出た場合,7個の積み木はⅠ図の状態から右のⅡ図の状態になり,2回目の〈操作〉の手順①でも2の目が出た場合,7個の積み木はⅡ図の状態から右のⅢ図の状態になる。

 このとき,次の問い(1)・(2)に答えよ。ただし,さいころの1から6までの目の出方は,同様に確からしいものとする。

(1) 「図の状態から〈操作〉を2回続けて行うとき,〈操作〉を2回続けて行ったあとの一番上の積み木が,Gの文字が書かれた積み木となる確率を求めよ。

(2) 「図の状態から〈操作〉を2回続けて行うとき,〈操作〉を2回続けて行ったあとの下から4番目の積み木が,Eの文字が書かれた積み木となる確率を求めよ。

※「応用編❺」の例題として採録しているので、解説はそちらをご覧ください。

(1)$${\bm{\dfrac{1}{6}}}$$     (2)$${\bm{\dfrac{1}{3}}}$$

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