見出し画像

ソファス・ヘゲムスネス(ノルウェー)の平行棒/2019年世界選手権予選の演技

ノルウェーから唯一の出場、ソファス・ヘゲムスネス選手です。
北欧地域から出場する選手は、スウェーデンのルンブティスとノルウェーのソファスのみ。

ソファスは、日本が東京オリンピック団体出場権を得ていたことにより、余った「開催国枠」に割り当てられた選手。
個人総合と跳馬の決勝進出を目指します。

彼の平行棒はとても珍しい終末技をします。
それが《月面宙返り》です。

《月面宙返り》は、ほかの種目では普通に見られる動きなのですが、平行棒ではかなり難しく、G難度に設定されています。
前回、後方系の終末技には発展形がないと書きましたが、D難度の屈身2回宙返りの次の段階がG難度の《月面宙返り》になるので、なかなか発展させるのが難しいという事でした。

この、平行棒の《月面宙返り》には【ヒロユキ・カトウ】という名前が付けられています。
現在、コナミスポーツ体操競技部の監督をしている加藤裕之氏の名前が付けられています。
ロンドン・リオオリンピックに出場した加藤凌平選手の父親に当たります。

ソファスは、世界でも珍しい【ヒロユキ・カトウ】を実施する、数少ない選手なわけです。
終末技に注目です。

画像1

最近ではG難度の終末技はほかにも発表されていますが、やっぱり平行棒での《月面宙返り》【ヒロユキ・カトウ】はカッコいいですよね。

ソファスはめちゃくちゃ陽気な性格で、着地後の審判への挨拶も独特です。
インタビューでもいじられています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?