イ・ジュンホ(韓国)の平行棒/2019年世界選手権予選の演技
韓国の団体メンバー、イ・ジュンホです。
ゆかと跳馬が得意な韓国選手が多い中、ほかの種目で得点源となる存在です。
今回は前回の《ディアミドフ1/4ひねり(1/2ひねり)》のように、単棒横向き倒立で終わる技を紹介します。
以前ツイスト倒立という基本形となる技を紹介しました。
今回紹介するのはその発展形となる《Dツイスト》と呼ばれる技です。
C難度の《ツイスト倒立》に対して、D難度なので《Dツイスト》と呼ばれます。
ツイスト倒立は「前振り1/2ひねり倒立」でしたが、《Dツイスト》は「前振り1/4ひねり単棒横向き倒立」という技です。
比較してみましょう。
1/2ひねるツイスト倒立に対し、ひねりの少ない1/4ひねりの方が難度が高いのです。
ひねりの数が少ない方が難度が高くなるというのは平行棒のツイスト倒立だけに起きる現象です。
どれだけひねっているのかを数えるのではなく、どこで倒立しているかで判断するのが良いでしょう。
そして、前回同様、今回ももうひとつの技を紹介します。
前の記事では「単棒横向き前方開脚浮腰上がり開脚浮腰支持経過横向き倒立」という技を紹介しました。
単棒横向き倒立から始まるこの技にも発展形があります。
それが、「 単棒横向き前方浮腰上がり脚前挙支持経過横向き倒立」です。
つまりは動きの流れとしては同じですが、開脚が閉脚になり、閉じた脚を両腕の間から通して倒立に上げるという発展技ですね。
そもそも実施する選手もあまりいませんが、これを綺麗に倒立まで上げられる選手は稀有です。
ジュンホの実施では、脚を両腕の間に通した後、開脚で上げていますが、これでも一応技は成立しています。
ジュンホは何やら国立のトレセンの宿舎に女を連れ込んで出場停止処分を食らっていたそうです。
ですが、その年の世界選手権にはちゃんと出ていたりで何が何やらわかりません。
追記:ジュンホは予選の跳馬で、実施技を示す掲示板に【ヨネクラ】を示していましたが、実際には【ロペス】を跳んでいました。
決勝には進めませんでしたが、ジュンホが【ヨネクラ】を跳べるという事がわかったのは収穫でした。
インスタでは【ヤン・ハクソン】の練習も投稿しています。
本当韓国はどうしてこうも跳馬が強いんでしょうか。
韓国に何があるというのでしょうか。
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