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【大槌町地域おこし協力隊|川原田】活動報告_2022年8月

ついこの前活動報告を書いたような気がしたのですが。。。光陰矢の如し。
写真は『ますと乃湯』で食べた「熱波 サウナラーメン」です。「ロウリュ」と名を冠したラー油をトッピングし忘れました。

安渡地区の除伐作業、完了!

先月から継続していた安渡地区での除伐作業が、ついに完了しました!
8月の頭に行った作業では、プロ林業家・小林清さん(a.k.a コバキヨさん)と、ツリークライミング講習会に参加してくださった皆さんも駆けつけて、大所帯で除伐作業を行い、どんどん木や藪が一掃されていきました。

助っ人で来ていただいた皆さんと。
吉里吉里国アベンジャーズ!
作業前の下流側エリア
作業後

『釜石山守育成プロジェクト チェーンソー取扱・間伐体験講習会』に参加

8月21日(日)には、東北・広域森林マネジメント機構主催のチェーンソー取扱・間伐体験講習会に参加しました。
主催者である代表理事・三木さんは吉里吉里国の活動にも関わられていた方で、震災復興で東北に来られたことがきっかけで、自伐型林業の推進をされています。

講師は『有限会社工藤管理サービス』の代表・工藤さんにお越しいただきました。
この講習会は全くの初心者の方向けのものでしたが、私が今まで学んだこととはまた違った観点でチェンソーや伐倒について勉強できました。
前半は座学、後半は現場で玉切りや受け口作りなどの練習を行いました。

工藤講師の伐倒デモ

「マイプロ」に参加@コラボ・スクール大槌臨学舎

協力隊の活動ではないのですが、以前、大槌高校内にあるNPO法人『カタリバ』主催のコラボ・スクールの活動に参加しました。
私も主旨を全く理解しないまま来たのですが、マイプロジェクトとは、高校生たちが主体的に自分で課題を見つけ、その解決策を立案する取り組みだそうです。

私もとりあえず自分が好きなこと・取り組みたい課題などをウンウン唸りながら書きました。
また次回、発表する機会があるそう。。緊張。。

マイプロを作成中@コラボ・スクール大槌臨学舎

NPO法人カタリバは、被災地や貧困家庭の子どもへの教育活動を全国的に行なっている団体です。 認定NPO法人なので、寄付すると控除が受けられます。私も毎月1,000円寄付しています。 もし賛同して下されば、応援よろしくお願いします。

大槌高校の受入れ

大槌高校の高校生の方たちが、吉里吉里国へ見学に来ていただきました。
薪割り体験をしてもらったあと、吉里吉里公民館にて理事長・芳賀さんが震災当時のお話や、吉里吉里国立ち上げのお話などを高校生に向けて発信されました。

大槌高校生の前で講話

「震災後、皆は"海"がなくなったと嘆いていた。けれども、海から後ろを振り返ったとき、そこに"森"があることに気づいた。」
「避難生活中は眠れない夜が続いた。そういうとき、俺は焚火に当たりながら火に尋ねたんです。俺はこれからどうしたらいいんだべって。そしたら火が、これ以上失うものはねえだろって教え諭してくれた気がしたんです。その日から、眠れない夜は一つもありませんでした。」
「もうこんな歳だから、現場に入ると足腰が言うこと聞かなくなってくる。そんなとき、空を見上げるんです。そうすると、亡くなられた人たちが見守ってくれているような気がするんです。彼らが、俺たちを正しい方向に導いてくれる。そう思うと、這ってでもよじ登る気力が湧いてくるんです。」

吉里吉里の人たちや吉里吉里国に関わられた人たち、そして芳賀さんの"スピリッツ"を、どんな形であれ継承していきたいと、改めて思いました。

「俺の生きる道しるべを、震災のときに"火"が教えてくれたんです。」
と語る理事長・芳賀さん



プレゼン研修に参加

地域おこし協力隊に対し、プレゼン研修が行われました。岩手県遠野市を拠点にローカルプロデューサーとして活躍中の、『富川屋』の富川岳さんが講師となり、 とても爽やかな印象で、とても有用なアドバイスをたくさんもらえました。 いづれ富川屋にも遊びに参りたいですね。ありがとうございました!

私の発表後、
「カワラダさんて、僕より年下だったんですね。そのことが何よりも衝撃的でした。」
とのコメント。それってつまり俺は相当な老け顔・・・?



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