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【大槌町地域おこし協力隊|川原田】活動報告_2023年3月

だんだんと日も長くなってきて、少しずつですが暖かくなってきた今日この頃。3月は出会いと別れの季節ですね(´;ω;`)

活動報告1.炭焼き工房『楽炭』への見学

●日時:3月3日(金)
●場所:北上市和賀町
●内容:炭焼きに関するヒアリング、工房見学
●所感:
北上市の『楽炭』という炭工房を見学しに参りました。
代表の千田さんとは遠野エコネットでのマツの炭作り体験で講師として来られており、その時にご縁ができました。
ちょうど協力隊の伊藤さんも炭に興味があったので、本格的にお話を聞いてみたい!ということで見学をお願いしたところ、快諾してくださいました。
千田さんからは炭の基本的な情報だけでなく、薪炭をめぐる日本の山林の現状や、炭のさまざまな利用価値、炭作りを基点としたコミュニティづくり、仲間づくり、担い手育成などなど、非常に密度の濃いお話を聴くことができました!
千田さんを含め、とてもバイタリティ溢れるローカルプレイヤーの方々には共通する点が多いと感じます。端的に、「ローカルに根差し、古き良き価値を創出しつつも、グローバルに発信・発展していこうという気概」といったものでしょうか。千田さんのお話を聞いただけで、何か自分でもできるんじゃないか、やるべきなんじゃないか、と背中を後押ししてくれる気になれました💪
またお昼はなんと炭火でBBQをご馳走してくださいました!豚肉・鶏肉・羊肉・ハラス・ホッケ・焼きおにぎりなど、舌鼓を打ちました😋
会に所属される高橋さんが作られたニンニク醤油がまた絶品👍

今後は炭焼きも本格的に学んでいきたいと思います。

炭焼きのイロハを気さくに教えていただきました。
BBQもご馳走して下さいました!

活動報告2.チョウセンアカシジミ産卵地観察会

●日時:3月12日(日)
●場所:宮古市田老町
●内容:チョウセンアカシジミに関する講義、タマゴの観察会
●所感:
知り合いの方にお誘いを受けて、宮古で開催されたチョウセンアカシジミの観察会に参加しました。チョウセンアカシジミは岩手などに棲む希少種のチョウで、トネリコという木(バットなどに使われる)にしか卵を産まないのだそう。さらに、人の手が入らないような奥山には生息できず、大きくなり過ぎていない株立ちのトネリコが生えている湿原でないといないのだそうです。昔は薪や炭でどんどん木を伐っていかれ、その切り株からひこばえが生え、それがまたある程度せいちょうし。。。というかつての里山のサイクルの中に、このチョウセンアカシジミは暮らしていました。講師の尾形先生は高校時代からこのチョウを調査しつづけ、実は幼虫が出す蜜をアリに提供する代わりに、天敵から身を守ってもらえるという共生関係を初めて発見した方だそうです。ちなみに尾形さんは私の父と同級生で、宮古高校出身だとのことです。やはりこう言った固有種を守るためにも間伐は大事ですね!

チョウセンアカシジミのたまご!
シジミといっても貝のことじゃなくて蝶なんですね。

活動報告3.メープルシロップ採集

●日時:3月21日(火)
●場所:釜石市甲子町
●内容:メープルシロップのタンク回収
●所感:
先月、『森結』の石塚さんに引率されて設置した、メープルシロップのタンクを回収しに再び甲子町に行きました。
タンクにはたくさんのシロップが溜まっていました!!試しに一口飲んでみたところ、ほんのり甘いような・・・?感じがしました😋

ぜひ持って帰って煮詰めてみて下さいと言われたため、500mLのペットボトルに満タンに詰めて、鍋で煮詰めてみました。
煮詰めて約1時間・・・なんと、500mLもあったシロップは、わずかティースプーン1杯ほどに(´;ω;`)
いわゆる甘いシロップになるまで煮詰めると、1/50から1/60もの量になってしまうそうです。。でもホットケーキにかけて食べたら絶品でした🌞

タンクにはなみなみ樹液が!
黄金色のシロップに!

業務外活動1.武術研究家・甲野善紀先生の仙台稽古会に参加

●日時:3月5日(日)
●場所:仙台市福祉プラザ
●内容:武術・身体運動に関するワークショップ
●所感:
仙台で行われた武術研究家・甲野善紀先生の稽古会に参加しました。先週も大阪にて開催された講習会に参加したばかりでした。
甲野善紀先生は、私が中学生のころ、たまたまTVで知ったのがきっかけでした。(当時、桑田投手や高校バスケ部が甲野先生の技術指導を取り入れたりなど、いわゆる”古武術”が注目されるようになりました。)
それから時が流れ、大学4年生のときに私は合気道を始め、横浜の道場に通っていました。
3年ほど経ち初段を取ったのをきっかけに、甲野先生の講習会に初めて参加したのが、2016年の大学院卒業前。そのときまでは甲野先生は「TVの向こうがわ」の方でした。
甲野先生は全国で講習会を行なっているため、私が神戸のメーカーに就職してからもとてもお世話になりました。
そして、私が会社を辞める直前に、せっかくだから神戸にも参りますよ、と甲野先生に言っていただき、私が世話人となって「神戸招待講座」という題で講座を開催することができました。
2、3枚目の写真は、神戸で講座をやったときのものです。
(現在は『整体だるま堂』の中西眞院長が世話人を引き継いでくださり、現在もなお定期的に開催されています。)
甲野先生からは、単に武道武術というだけでなく、「人としての生き方・在り方」も学んでいた、と思っています。
いずれ、機会があれば岩手にも来ていただきたいものです🙏

私が世話人として開催した神戸招待講座(2022年3月)
仙台稽古会の後に。この度もありがとうございました!

業務外活動2.鈴木ユキオさん主宰のワークショップ参加

●日時:3月18日(土)
●場所:宮古市立文化会館
●内容:身体表現ワークショップ
●所感:
ダンサー・振付家の鈴木ユキオさんが主宰された三陸AIRのワークショップに参加しました。
本当にただのいっちょかみ精神で参加したのですが、まさかあんなに動き回るともしらず、めちゃくちゃ汗をかきました😅
決まった動きやダンスをなぞるのではなく、イメージや、他の人の動きや、言葉による指示を受けて、自分なりのダンス・動きを作り出すようなワークショップでした。
なかなか経験したことのない取り組みで、どうしても恥じらいが出てしまったりぎこちなかったりしたのですが、自分の身体の可能性がまだまだあるんだ!と思えました。
最後に成果報告会という形で、この日に行った即興のダンスを舞台上でも行いました。プライドやナルシシズムを捨て、下手でもいいから自分の内から湧き出たものを全力で表現する。そのことが、いかに難しいか、実感しました。
鈴木さんや周囲の人から、「見応えのある踊りでしたよ!」とお褒めの言葉もいただけました😆(恥をしらない人間がゆえに、振り切ってできたのかもしれません笑)

ワークショップの様子。
デスビームを至近距離に撃たれたみたいなのがワタシ。


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