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【※ネタバレ有】シン・仮面ライダー感想 

 まず結論から最初に言うと、私は、エンターテインメント作品として凄く楽しむことができました(*'▽')オモシロカッター。それでは良かったとこと悪かったとこ、両方書いていこうと思います。

〇良かったところ

1.昔とほぼ一緒

  • ストーリーの展開は、テレビ版の仮面ライダー(以下、「昭和版」と表 記)とほぼ同じ。特に、クモオーグ(クモ男)、コウモリオーグ(コウモリ男)、ハチオーグ(蜂女)のお三方は昭和版と能力や話の展開もほぼ同じ。なので私の様な古株人間からすると、謎の安心感と親近感を覚えてしまう♡。

  • 1号の足が折れる→2号にバトンタッチの流れも昭和版の裏事情と同じ。でもこれ、藤岡さんのトラウマを掘り起こすようなオマージュでは(;'∀')⁈

  • 一文字隼人が良い意味で力が抜けているキャラなのも良き♪

  • 明るい緑の新マスクや新サイクロンの登場も良き(・ω・)bイイネ!

2.手作り感&スタイリッシュなデザインが良き

  • 1号・2号のスーツは一見みすぼらしく見えなくもないが、昭和版がそもそも手作り感満載のドラマなので、あれでOKです。小奇麗にする必要はなし!

ハンドメイドの温もりがございます
  • 一方、怪人勢はスタイリッシュに(※コウモリ男は除く)

この人が
こんなにもスタイリッシュにヽ(・ω・´*)ノスゲ━━!!

3.ロボット刑事Kさんにソックリな人がいた

Kさん⁈あなたKさんですよね!!
  • 特撮ドラマ版のロボット刑事をワタクシは見たことはないですが、漫画版の方は持ってました。漫画版ではいつも人間に近づこうとするとても優しいロボットでした。詳しくはこちら

  • 残念ながら映画の中のKさんは、人間を観察対象にするばかりで昔のような優しさはありませんでした。でもKさん。会えただけで嬉しいわ。゚(゚ノ∀`゚)゚。ナツカシイヨー。

  • それが私のタァッスクwwwwwww

4.漫画版の設定も多数取り込まれていた
 変身時に顔に傷が浮かぶ描写、最後の本郷と一文字の会話も漫画版そのまま。中学生の時に漫画版読みました。これも懐かしい(˃◡˂)。

5.女優さんが綺麗なとこ

もやは説明不要!!

6.長澤まさみ先生
 セクシーボイスありがとうございます。ホントありがとうございます(^q^)。

7.お馴染みの人達の登場
 シン・ウルトラマンから引き続いて、竹野内豊さんと斎藤工さんが登場。それ以外にも、キャストが思っていたよりも豪華でびっくりΣ(゚Д゚)オオ。

8.音楽
 リマスターされた『レッツゴー!! ライダーキック』はカッコよすぎて反則や。反則。
https://www.youtube.com/watch?v=5Zpd5fBLNoY

9.人の心が通い始めたところ
 所謂、このシン・〇〇シリーズでは、登場人物の多くが早口で超事務的な喋り方をする傾向があり、今回の仮面ライダーも例外ではありませんでした。
 ですが、本郷猛の優しさに触れ、ルリ子さんがリラックスした姿を見せ初めた時に、シン・シリーズ独特の効率重視の超事務的な空気から、普通のドラマぽい空気に少しだけなってくれたのが嬉しかったです。

〇悪かったとこ
嫌だなーと感じた順番で箇条書きで、手短に書いていきます。

・大量バッタオーグ、こと、ショッカーライダーとの戦いが暗くて、早く 
 て、何やっとるのか全然わからん。
・ライダーキックが相手を蹴り飛ばさず、飛ぶ→蹴る→足先に相手を付けた
 まま壁や地面に着地する仕様。それは、ライダーキックではなくライダー
 踏み潰しでは(;'∀')。
・戦闘シーンの格差が酷い。
 ◇クモ&コウモリオーグ戦→いい感じ♪特に、サイクロンジャンプからのラ
  イダーキックカッコいい。
   ◇ハチオーグ戦→最初、となりにいたおっさんは何?
   ◇2号戦→ドラゴンボールZみたいになっとる(゚Д゚;)。
   ◇カマキリカメレオン戦→2号ライダーの強さが出てて良き♪
   ◇ショッカーライダー戦→前述の通り何してるんかわからん。全員が同じ
  姿をしてるから、よりわからんのかもしれん。
   ◇ラスボス戦→謎の様式美的なものから、おっさん同士の取っ組み合いの
      喧嘩に(゚⊇゚)ナゼソウナル??。
・戦闘員の血ブシャ―はやめてほしい。仮面ライダーで流血が似合うのは
 アマゾンだけでいいです。

〇最後に
 私自身もリアルタイムで昭和版を見てはいませんでした(ていうか生ま れてないw)。
 ではなぜ、昭和版を見るようになったかといいますと、今から約20年前、就職で東京へ来た時に、CS放送で再放送されていたのを偶然見かけました。最初は安普請な造りだと思いましたが、見ていく内に、あの手作り感満載な造形の中に、完成された世界観が存在していて凄いなと感じたこと、そして、コッテコテのお約束展開、主演の藤岡さん&佐々木さんの熱さ等々が、当時の私の面白さのツボにすっぽりとはまってしまい、以来、再放送を欠かさず見るようになってしまいました(^^ゞハマッチャッタ。
 なので、映画を見ながら、東京に来た頃の事も凄く思い出せたので、私にとっては、有意義な映画鑑賞になりました。
 
 映画は序盤~中盤までは、昭和版とほぼストーリが同じなので、よって、昭和版を知らない=懐かしむという楽しみ方ができない人からすると、映画が意味不明に映るというか、ややつまらなく感じてしまう可能性もあるかなとは思いました。ある意味、シン・ウルトラマン以上に昭和版を知ってる必要があるかも⁈

 でも折角の機会なので、昭和の仮面ライダーを知らない人にこそ見て欲 しいです。シン・シリーズ独特の世界観の中にある、昭和ライダーの手作り感と孤高さを是非堪能してみてください(人*´∀`*)ミンナミテネー。



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