日本を守る資格

晩御飯を食べた後、ツイッターを見ていたらこのような投稿を見かけた。

投稿主は門田 隆将さん。最近公開された映画「Fukushima50」の原作者の方だ。こちらの映画を私も見に行きたかったが、私用やコロナ騒動で行けずじまいだったので、またどこかでゆっくり見たいと思う。このツイート以外も色々拝見させてもらったが、やはり愛国心溢れる保守的な内容が多かった。当たり前か(^^;)。

そして同氏が喝を入れているのが東京新聞の記事。その内容は各国の防衛費を医療に回せば、今以上に多くの設備が充実されられるという内容のもの。それに対して、中国や北朝鮮の脅威があるのに単純な正義感でこんな事を書いている場合かという主張である。

中国が大変な脅威であることも同意。記事内にあるNGOが核撤廃を訴えたいのであれば、アメリカやイギリスだけでなく、核大国の中国、ロシア、インドなんかも含めてこの記事に書くべきだと思うし、こんな試算をしている場合かいな?とも思う。

でも、一方で私にはこのツイートがとても空虚なものにも感じてしまう。なぜなら、ご存じの通り、病院の多くがコロナによる赤字で苦境に立たされているからだ。

名門の女子医では看護師さんはボーナスカット(後に、世間から怒られたからか支払を検討しだしたw)、政治は医療関係者をたたえるためにブルーインパルスを飛ばす、みんなでやたらめったら拍手👏を送る等の意味不明なパフォーマンスを連発している。

女子医の件は、門田さんも別ツイートで取り上げていた。問題意識はお持ちなのだろうと思う。

確かに、国防にも意識を配らなければいけないのかもしれない。しかし、私は思う。憲法9条があるとかないとかそんな問題以前に、「今、この国は外国と戦う事なんてできるのだろうか?」と。

日常において、自分たちの命を支えてくれているお医者さんや看護師さん。そんな人々すら大事にできない国に一体何ができるんだろうか?そして、そんな国が外国と戦う事なんてできるんだろうか??

雨がっぱを集めたけど、提供先が決まらないとかこんなコントみたい事をして、身近で自分たちの健康を守ってくれてる人すら守れない。こんな状態で、国防だの、戦争だの、そんな高度な事に世の中は対応できるんだろうか?

神風は、そう何度も吹いてくれない。

7/27追記

医療の問題も取り上げてくれてました♪

頑張れ保守勢。今は戦う以前の問題だ(>_<)。

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