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TRPG制作日記(363) 食べられる妖怪と、香りの妖怪

現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場する妖怪のカードを制作しています。

今日は、人面樹、人魚、返魂香です。

アマテラスカード『

C109
カード名:人面樹[じんめんじゅ]
攻撃力:100
効果:この妖怪は攻撃できず、ターン終了時に手札に戻る。また、自分の戦闘前フェイズに自分の場の妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪の攻撃力を50上げる。
解説:山谷にあり。その花人の首のごとし。ものいはずしてただ笑う事しきりなり。人の顔が浮かんだ花、人面子を成らす樹の妖怪。言葉を話さず笑い続けて、笑いすぎて最後には落花すると言われている。イスラム帝国に存在する樹で、その花は食べることができて甘酸っぱいらしい。

C110
カード名:人魚[にんぎょ]
攻撃力:100
効果:自分の戦闘前フェイズに自分妖怪一体を対象の発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪は以後破壊されない。この効果を発動した場合に、この妖怪の攻撃力は20下がる。
解説:建木の西にあり。人面にして魚身、足なし。氐人国で暮らしている、胸より上は人で胸より下は魚である妖怪。肉を食べると長寿になるという伝説があり、八百比丘尼は八〇〇歳まで生きて、若い女性の姿を保っていたと言われている。昔は人面魚としても描かれていたが、現在は二手無足の氐人として描かれることが普通。

C111
カード名:返魂香[はんごんこう]
攻撃力:30
効果:自分の場に他の妖怪が存在している場合に、この妖怪は攻撃対象にならない。自分の妖怪が破壊された時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、破壊された妖怪を攻撃力50にして墓地から召喚する。
解説:漢武帝李夫人を寵愛し給ひしに、夫人みまがり給ひしかば、思念してやまず、方士に命じて返魂香をたかしむ。焚くと死者の姿が現れると言われる香の妖怪。魂を呼ぶものだと考えられていた。昔、愛する夫人を亡くした中国の武帝が、道士に返魂香を焚かせると煙に夫人の姿が浮かんだ。しかし、ますます悲しくなり詩を作ったと言われている。

』アマテラスカード

攻撃力100の妖怪は、雪女、鬼で、人魚も仲間に加えました。人面樹はイスラム圏の妖怪らしいのです。

人面樹は花は食べられるけど、時間が経つと落ちてしまうので、ターン終了時に手札に戻ります。

日本の人魚は、肉を食べると不老不死が有名なので、仲間の一体に破壊耐性を付ける効果にしました。

返魂香はシンプルに破壊された妖怪の復活です。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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