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TRPG制作日記(384) あらゆる妖怪が書かれた妖怪(白沢、隠里)

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して対戦したり事件を解決したりする対話型ゲームです。

今日は、妖怪図鑑の妖怪、白沢と、理想世界である隠里です。

アマテラスカード『

C155
カード名:白沢[はくたく]
攻撃力:150
効果:この妖怪は自分の場に攻撃力が95以下の妖怪が存在すると召喚できず、自分の場に攻撃力が95以下の妖怪が召喚されると手札に戻る。また、相手が場に存在している妖怪の効果を発動した時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、効果の発動を無効にして破壊する。
解説:黄帝東巡 白沢一見 避怪除害 摩所不徧 模捫窩賛。黄帝が東海地方で出会ったとされる三つ目の白い獅子の妖怪。妖怪に関するあらゆる情報が書かれた白沢図が描かれていると言われている。諸葛孔明は狩猟に出かけたときに妖怪と出会い、孔明が妖怪の手を引くと妖怪は死んだ。部下は神技だと称えたが、孔明は白沢図に書かれているようにしただけだと答えた。

C156
カード名:隠里[かくれざと]
攻撃力:200
効果:この妖怪は効果では破壊されず、自分の場にこの妖怪以外の妖怪が存在しない場合にこの妖怪の攻撃力は20になる。また、この妖怪が場に存在している場合に、攻撃力が95以下の妖怪は効果では破壊されない。また、自分の場にこの妖怪が存在している場合に自分妖怪が攻撃宣言された時に発動できる。戦闘終了まで、攻撃宣言された自分妖怪の攻撃力を50上げる。
解説:誰もが豊かな生活をしている平和な場所。

』アマテラスカード

白沢はあらゆる妖怪の情報を持っていて、その情報を利用して諸葛孔明は妖怪を倒しました。

よって、相手の効果を無効にする効果を設定しました。


また、隠里は共産社会をイメージしました。鳥山石燕の描いた絵はモリスのイメージした騎士道としての共産主義に近いものがあります。貧しい人々も貴族のような生活ができます。


方相氏、滝霊王、白沢、隠里で、鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』の妖怪画は終わりです。

次からは、妖怪の中でも特殊な、付喪神を扱います。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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