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TRPG制作日記(307) 絡新婦、ぬらりひょん、酒顚童子、玉藻前

現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場するアマテラスカードの妖怪たちを制作しています。

前回は、こだま、かまいたち、あみきりという補助妖怪たちでした。

今日は有名であり、切り札となる強力な4体の妖怪を制作します。

じょろうぐも

ぬらりひょん

しゅてんどうじ

たまものまえ

です。表記は、画図百鬼夜行から取りました。

古典妖怪『

C016
カード名:絡新婦[じょろうぐも]
攻撃力:125
効果:妖怪が召喚された時にその妖怪を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、その妖怪は効果を無効にされて攻撃できない。また、戦闘前フェイズに妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、その妖怪を効果を無効にして墓地に送る。
解説:美しい女性に化ける蜘蛛の妖怪、浄蓮の滝の主で、火を吹く子蜘蛛達を操る。ある男が滝壺の側で休んでいると、足に蜘蛛の糸が巻き付いていた。それを外して切り株に付けると、突然、切り株は滝壺に引き込まれたらしい。また、斧を滝壺に落としたときに美しい女性が現れ斧を返し、私のことを誰にも話してはならないと言った。しかし、男は宴の席で話してしまい、話し終えると突然死んだ。


C045
カード名:ぬらりひょん[ぬらりひょん]
攻撃力:125
効果:戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃力100以下の相手妖怪をすべて破壊する。また、相手の攻撃宣言時に手札から発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪を召喚して攻撃力を50上げてその攻撃を代わりに受ける。戦闘終了時、攻撃力は元に戻る。
解説:瓢箪鯰のようなぬらりくらりとした掴み所のない老人の妖怪。時には刀を差した武士の姿で、時には袈裟を着た僧侶の姿で、時には商人の姿で現れる。勝手に座敷でお茶を飲んでいることもあれば、他人の屋敷で主人のように振る舞うこともある。海坊主の仲間という説もある正体不明の妖怪。なお、海坊主は自分の存在に気付かれると船ごと沈める凶悪な海の妖怪である。

C059
カード名:酒顚童子[しゅてんどうじ]
攻撃力:150
効果:この妖怪の攻撃で相手妖怪を破壊した時に、相手一人に打撃を与える。攻撃宣言時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、戦闘終了時までこの妖怪の攻撃力は50上がる。自由に発動できる。六面ダイスを一回振り6ならば、ターン終了時までこの妖怪は効果を受けず攻撃力が倍になり攻撃できない。この妖怪は鬼族である。
解説:一条天皇の時代、京都を荒らし、大江山に金銀財宝を山のように積み上げていたという凶悪な鬼。以前は比良山で暮らしていたが、延暦寺を建てられて追い出されたため仏教を憎んでいるようだ。安倍晴明の占いで暴かれ、源頼光の童子切で討伐された。酒を呑むのが好きな鬼だったので酒呑童子と言うそうだ。日本神話の霊獣である八岐大蛇の息子という説がある。

C064
カード名:玉藻前[たまものまえ]
攻撃力:125
効果:戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、その妖怪を墓地に送りその妖怪の攻撃力をこの妖怪に加える。また、戦闘中に仲間妖怪一体を対象に自由に発動できる。その妖怪を墓地に送り、戦闘終了までその妖怪の攻撃力をこの妖怪に加える。
解説:商の妲己は狐の精なり。人間を創造した神、女媧の命令で妲己となり中国の王朝を滅ぼすと、今度はインドで華陽夫人となりインドを混乱させて、最後に来日し玉藻前になると天皇を惑わし支配しようとした。しかし、安倍泰成に正体を見破られて逃亡、最後は那須野原で討伐され殺生石となる。あらゆる男性を操る美しい女性の姿をしているが、正体は九尾の狐である。

』古典妖怪

絡新婦、ぬらりひょん、玉藻前は攻撃力125、酒顚童子は150です。

絡新婦(じょろうぐも)は読みにくく、酒顚童子は酒呑童子の方が分かりやすいですが古典の表記を尊重します。

絡新婦は完全に相手を無力化。滝壺に引きずり込むように相手妖怪を墓地に引きずり込みます。

ぬらりひょんは突然現れて確実に相手妖怪を破壊。

酒呑童子は鬼らしく戦闘では強く。

玉藻前は相手妖怪や自分妖怪を吸収。

有名で、また漫画やアニメでは強い妖怪として描かれることが多いので、これらの四体はアマテラスカードの中でも特に強力な効果を与えています。


この四体がアマテラスカードの最強格になります。



ただし、高慢なので、探索では活躍しないでしょう。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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