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TRPG制作日記(395) 海座頭と野寺坊

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGはプレイヤーが妖怪を召喚して対戦したり事件を解決したりする対話型ゲームです。

今日は、海座頭と野寺坊の再設定を行います。

C025
カード名:海座頭[うみざとう]
攻撃力:145
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手の場に存在している妖怪をすべて墓地に送る。また、自分の墓地に「ぬらりひょん」が存在している場合に、相手の直接攻撃宣言時に発動できる。この妖怪を召喚して、相手の場に存在する攻撃力が145以下の妖怪をすべて墓地に送る。
解説:海坊主の仲間で、船を難破させる琵琶を背負った巨人の妖怪。昔、海幸彦と山幸彦の兄弟がいた。ある日、兄弟は互いの得物である釣針と弓矢を交換したが、山幸彦は釣針を失くして海幸彦に責められた。山幸彦は釣針を探しに海神の宮へ行き、海の力を手に入れて海幸彦を支配した。【海を支配する+5】【山を支配する+4】【戦闘+4】


C026
カード名:野寺坊[のでらぼう]
攻撃力:145
効果:この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手妖怪をすべて破壊する。また、相手の戦闘フェイズ開始時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上ならば、相手妖怪をすべて墓地に送る。
解説:荒れた寺で鐘の音を鳴らす廃寺の妖怪。瓊瓊杵尊の息子、海幸彦と山幸彦の物語は隼人族の起源だと言われている。天孫族は海の力を手に入れることで、隼人族を支配することに成功した。源氏物語でも山に起源のある紫の上ではなく、海に起源がある明石の君が国母の母となる。【山を支配する+4】【海を支配する+4】【戦闘+4】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG


原則として、水に関係する妖怪は相手の妖怪を破壊せずに墓地に送る効果を持つように調整しています。

水に引き込む感じです。

また、ぬらりひょんが海坊主と関係がある妖怪ということで、海座頭はぬらりひょんと関係を持たせました。

海座頭と野寺坊は海と山なので、海座頭を山幸彦、野寺坊を海幸彦として関係を持たせています。

山幸彦が海で豊かになり、海幸彦が山で貧しくなりますが、海幸彦は元々は海の力を持つので、効果を調整しました。


方向としては、海座頭は海に沈める、野寺坊は山童のような山の荒々しい力を効果に反映させました。


『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG全般を落ち着いて整理したいので、5月23日までTRPG制作日記の投稿をお休みしたいと思います。

今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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