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TRPG制作日記(386) 山と家の妖怪(山姥、犬神・白児、猫また)

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して対戦したり事件を解決したりする対話型ゲームです。

現在、登場妖怪の再調整を行っています。

今日は、山姥、犬神・白児、猫またです。


アマテラスカード『

C006
カード名:山姥[やまうば]
攻撃力:110
効果:この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力を20上げる。また、この妖怪の召喚成功時に発動できる。手札から山童を召喚する。
解説:山に棲む老婆の妖怪。ぼろの着物を着た老婆の姿で描かれる。人を襲って食い殺す山姥もいれば、人里に降りてきて富や福を授けてくれる山姥もいる。これは山姥が山の神として奉られてきた証明である。逃げる旅人を追いかけたり、死体から薬や金、食物が生まれたりするなど、日本書紀の伊弉冉尊と似た伝承が伝えられている。【治療(傷ついた村人や妖怪を治療する)】【戦闘+3】

C007
カード名:犬神・白児[いぬがみしらちご]
攻撃力:115
効果:自分の戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪の攻撃力を50にする。また、この妖怪が戦闘で破壊された時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上ならば、戦闘相手の妖怪を破壊する。
解説:蠱毒の一種とされる犬の妖怪。生きた犬を首だけ出して地面に埋めて、目の前に食料を置いた状態で餓死させることで作られる。犬神は一族で引き継がれて、犬神使いは恨みのある相手に犬神を憑かせて苦しめると言われている。犬神は白児という童子姿の妖怪と共に描かれることがある。【呪い(相手を苦しめる)】【戦闘+3】

C008
カード名:猫また[ねこまた]
攻撃力:60
効果:攻撃力50以下の妖怪が効果を発動した時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上であれば、発動した効果を無効にして破壊する。また、この妖怪が攻撃力が95以下の妖怪に攻撃宣言した時に発動する。この妖怪の攻撃力が100上がる。
解説:尾が二股に別れた猫の妖怪。猫は年を経ると猫又になると言われている。昔、龍造寺家の又一郎は、鍋島光茂に殺されて遺体は井戸に捨てられた。又一郎の母親は息子の死を知り自害した。後日、光茂は狂気に冒されたが、それは龍造寺家で飼われていた黒猫の呪いだったと言われている。【呪い(相手を苦しめる)】【化ける(人間の姿には化けられるが他の人物に化けることはできない)】【戦闘+2】

』アマテラスカード

山姥は他の妖怪を食べてしまうイメージ、犬神は呪いで弱体化、そして猫または猫が鼠を捕ることから小さくやっかいな妖怪を完全に封じ込めます。

また、初期案に対して、効果の発動タイミングを明確にして、また効果そのものをシンプルにしました。

動物妖怪は攻撃力が60、共通効果として、

自分の戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。

を設定していましたが、猫または例外にしました。狸や狐のように人間を化かすことが少ないからです。



今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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