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TRPG制作日記(437) 火前坊、簑火

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。

現在、登場する妖怪を制作しています。

C125
カード名:火前坊[かぜんぼう]
攻撃力:95
効果:自分あるいは相手の戦闘フェイズ開始時に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、この妖怪を破壊する。また、この妖怪が効果で破壊されて墓地に送られた時に墓地で発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、この妖怪を攻撃力を20上げて墓地から召喚する。
解説:鳥部山の烟たちのぼりて、龍門原上に骨をうづまんとする三昧の地よりあやしき形の出たれば、くはぜん坊とは名付たるならん。炎と煙に包まれた坊主の姿で描かれている僧侶の妖怪。鳥部山とは皇族や貴族が葬られている墓地で、昔、往生を願う高僧が自身に火を点けて自殺していた。しかし、未練があり火前坊になったと言われている。【炎と煙を纏っている】【攻撃されても破壊されない】


C126
カード名:簑火[みのび]
攻撃力:30
効果:この妖怪は相手妖怪が発動した効果では破壊されない。また、相手の戦闘フェイズ開始時にこの妖怪を自分の場から墓地に送ることで発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、相手妖怪を三体まで選択して火を点ける。また、火が点いた妖怪による攻撃宣言時に墓地から発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、攻撃宣言した妖怪は破壊される。4以下ならば、攻撃宣言した妖怪の攻撃力は30下がる。また、この妖怪が効果で破壊された時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、相手妖怪一体を選択して破壊する。
解説:田舎道などによなよな火のみゆるは多くは狐火なり。この雨にきみたみのの嶋とよみし簑より火の出でしは陰中の陽気か。昔、雨の降る夜に、琵琶湖で働く船員の簑に火が点いた。払い落とそうとしたら燃え上がり、簑を脱ぐと助かると言われている。耕作に苦しむ百姓の臑の火という説がある。【火を点ける】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG

火前坊は、世俗を捨てて自殺したはずなのに、未練があり成仏できなかった僧侶の霊です。

効果で破壊されても、なかなか成仏せずに場に戻ってきます。

自壊効果があり、自壊して攻撃力が上がる妖怪です。


簑火は簑に点いた火で、火を消そうとしたら燃え上がり、簑を捨てることで助かると言われている妖怪です。

効果が発動すると相手妖怪三体に火を点けて、簑火は墓地に潜り、相手に破壊か攻撃力が30下がるかのどちらかを強制します。



今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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