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TRPG制作日記(399) 見越、ひょうすべ、しょうけら

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、プレイヤーが妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。

現在、登場妖怪の制作を行っています。

C038
カード名:見越[みこし]
攻撃力:115
効果:自分戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを3以下が出るまで連続で振り、六面ダイスを振った回数だけこの妖怪の攻撃力を20上げる(一回目で3以下が出た場合は攻撃力は20上がる)。また、相手のターン終了時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃力が150以上の妖怪をすべて破壊する。
解説:見上げるほど大きくなる僧侶の妖怪。夜道を歩いていると僧侶の姿で現れて、見上げれば見上げるほど大きくなる。正体は鼬という説があり、そのまま見上げ続けると鼬に首を噛まれて殺されることがあるが、正体を見抜き、「見越入道、見抜いた」と唱えると助かると言われている。【鼬になる】【巨大化(相手を怯えさせる)】【戦闘+3】


C039
カード名:しょうけら[しょうけら]
攻撃力:80
効果:相手の攻撃宣言時に発動できる。攻撃宣言した妖怪を「記録」する。また、相手のターン終了時に墓地で発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、「記録」された妖怪をすべて破壊する。
解説:庚申の日に出る鬼。庚申の日には、眠ると身体から三戸虫が抜け出して、天に昇りその人の罪を告げると言われている。天帝は三戸虫の報告により人間の寿命を短くすると言われているので、庚申の日には眠らずに三戸虫を見張る風習があった。また、「しょうけらは、わたとてまたか我が宿へ、寝ぬぞ寝たかぞ寝たかぞ寝ぬば」と唱えれば三戸虫の害を避けられるとも言われている。三戸虫が天帝に報告する前に、屋根から室内を伺う姿はしょうけらと呼ばれている。【偵察(窓から室内の様子を探る)】【憑依(相手の身体に取り憑く)】


C040
カード名:ひょうすべ[ひょうすべ]
攻撃力:80
効果:この妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、戦闘終了時までこの妖怪の攻撃力を30上げる。また、この妖怪が攻撃力が120以下の相手妖怪から攻撃宣言された時に発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、攻撃宣言した妖怪を墓地に送る。この妖怪は河童族である。
解説:河や池に住む水の妖怪。九州地方で暮らしている河童で、甲羅がなくなりその姿は猿に似ている。昔、匠工が人形を作り働かせて春日大社を完成させた。不要になった人形を河に捨てると河童になり人に害を為したが、後に鎮められた。「兵主部よ、約束せしを忘るなよ、川立男氏は菅原」は水難除けの歌である。【水泳+3(河や池で自由に泳ぐことができる)】【怪力+3】【戦闘+3】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG


見越の効果は分かりずらいので、括弧内に六面ダイスを振り一回目で3以下が出た場合の処理を明記しました。4以上が出続ければ、見越の攻撃力は無限に上がります。

ひょうすべは河童と同じ効果を、そしてしょうけらは以前は火車を召喚する効果がありましたが、変更しました。


『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの妖怪には古典妖怪と派生妖怪の二種類が存在します。「修飾語+古典妖怪」が派生妖怪です。

古典妖怪は、可能な限り単独で完結する効果を心がけるようにしました。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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