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TRPG制作日記(355) 三種の神器

現在、オリジナルゲーム、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場するカードを制作しています。

今日は、三種の神器です。

アマテラスカード『

カード名:草薙剣[くさなぎのつるぎ]
攻撃力:40
効果:自分の戦闘前フェイズに八咫鏡あるいは八尺瓊勾玉が自分の場に存在している場合に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、この妖怪が自分の場に存在している場合に、自分の妖怪が攻撃宣言した時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃宣言した妖怪の攻撃力は戦闘終了時まで50上がる。
解説:天皇を象徴する三種の神器の剣。熱田神宮に本体がある。素戔嗚尊が出雲国で八岐大蛇を討伐した時に、八岐大蛇の尾から天叢雲剣として発見されて、日本武尊が東征する時に武器として与えられた。駿河で野に誘い込まれて賊に火を放たれたが、日本武尊は草を刈り火を払った。そのため、後に天叢雲剣は草薙剣と呼ばれた。壇ノ浦の戦いで安徳天皇が戦死した時に一度失われた。

カード名:八咫鏡[やたのかがみ]
攻撃力:40
効果:自分の戦闘前フェイズに草薙剣あるいは八尺瓊勾玉が自分の場に存在している場合に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、相手の妖怪が攻撃宣言した時に発動できる。六面ダイスを振り4以上ならば、攻撃宣言した相手妖怪を破壊する。
解説:天皇を象徴する三種の神器の鏡。伊勢神宮に本体がある。素戔嗚尊の乱暴により天岩戸に隠れた天照大神を解放するために、石凝姥命により制作された。天岩戸から顔を出した天照大神は、八咫鏡に映る自分自身の姿を見て興味を惹かれて、手力雄神により腕を捕まれて外に出された。

カード名:八尺瓊勾玉[やさかにのまがたま]
攻撃力:40
効果:自分の戦闘前フェイズに草薙剣あるいは八咫鏡が自分の場に存在している場合に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、攻撃力100以上の妖怪が効果を発動した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、発動された効果を無効にする。
解説:天皇を象徴する三種の神器の勾玉。皇居に本体がある。素戔嗚尊の乱暴により天岩戸に隠れた天照大神を解放するために、豊玉神により制作された。現在、皇位継承の証しとして天皇は草薙剣、八咫鏡、八尺瓊勾玉を受け継ぐが、三種の神器の継承は天皇であることの証明のためで、天皇は先帝の崩御あるいは譲位により践祚が行われる。


カード名:八岐大蛇[やまたのおろち]
攻撃力:150
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、この妖怪を破壊する。また、この妖怪が破壊されて墓地に送られた時に発動する。カード名を「草薙剣」に、攻撃力を40にして墓地から召喚して以下の効果を得る。自分の戦闘前フェイズに八咫鏡あるいは八尺瓊勾玉が自分の場に存在している場合に発動できる。手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、この妖怪のカード名が草薙剣で自分の場に存在している場合に、自分の妖怪が攻撃宣言した時に発動できる。六面ダイスを振り4以上ならば、攻撃宣言した妖怪の攻撃力は戦闘終了時まで50上がる。
解説:毎年、脚摩乳と手摩乳の娘達を呑んでいた大蛇。頭と尾が八本あり、目は赤く背中には松や柏が生えている。奇稲田姫を守るために素戔嗚尊は彼女を櫛にして、酒を用意して八岐大蛇に呑ませると、酔って寝たところを剣で斬り殺した。八岐大蛇の尾を斬るときに剣が欠けたので、割くと中に天叢雲剣があった。天叢雲剣は天つ神に献上されて、後に草薙剣と呼ばれた。

カード名:石凝姥命[いしこりどめのみこと]
攻撃力:110
効果:この妖怪の召喚成功時に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、カード名を「八咫鏡」に、攻撃力を40にして以下の効果を得る。自分の戦闘前フェイズに草薙剣あるいは八尺瓊勾玉が自分の場に存在している場合に発動できる。手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、この妖怪のカード名が八咫鏡の場合に、相手の妖怪が攻撃宣言した時に発動できる。六面ダイスを振り4以上ならば、攻撃宣言した相手妖怪を破壊する。
解説:天孫降臨で瓊瓊杵尊に従い降りた物作りの女神。鏡作部の祖先。天照大神が思兼神の深謀遠慮により解放される時に、八咫鏡を制作した。天細女命の舞に興味を惹かれて顔を出した天照大神は、八咫鏡に映る自分の顔を見て顔を白くした。このことから感情を強く掻き立てられることを面白いという。草薙剣、八咫鏡、八尺瓊勾玉は後に三種の神器として皇位の標識となる。

カード名:豊玉神[とよたまのかみ]
攻撃力:110
効果:この妖怪の召喚成功時に発動できる。六面ダイスを一回振り2以上ならば、カード名を「八尺瓊勾玉」に、攻撃力を40にして以下の効果を得る。自分の戦闘前フェイズに草薙剣あるいは八咫鏡が自分の場に存在している場合に発動できる。手札から攻撃力100以上の妖怪一体を召喚する。また、この妖怪のカード名が八尺瓊勾玉で攻撃力100以上の妖怪が効果を発動した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、発動された効果を無効にする。
解説:天孫降臨で瓊瓊杵尊に従い降りた物作りの神。玉造部の祖先。玉屋命、古事記では玉祖命として登場する複数の名前で呼ばれる神。天照大神が思兼神の深謀遠慮により解放される時に、八尺瓊勾玉を制作した。草薙剣、八咫鏡、八尺瓊勾玉は後に三種の神器として天皇を象徴する。

』アマテラスカード

豊玉神の効果を変更しました。

方向としては、草薙剣が攻撃力上昇、八咫鏡が攻撃防御、八尺瓊勾玉が効果防御、そして三種の神器は他の三種の神器がある時に手札からカードを召喚できる効果を持ちます。

八岐大蛇と草薙剣、石凝姥命と八咫鏡、豊玉神と八尺瓊勾玉はほとんど同じ使い方ができるカードです。

ルール上、自分の開始フェイズにはカードは手元に戻るので、最初の効果の発動の失敗(六面ダイスを振り1が出た)により八岐大蛇、石凝姥命と豊玉神は効果を完全に失う分だけ、三種の神器そのものより弱いです

ただ、八岐大蛇はアマテラスカード最高の攻撃力150なので、剣になれなくても活躍できます。また、八岐大蛇のみは、破壊により草薙剣になるという特徴があります

自分戦闘前フェイズで八岐大蛇が返り討ちにされても、剣となり、次に攻撃する仲間の妖怪をサポートできます。


今日は以上です。

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