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TRPG制作日記(500) ゲーム制作に必要な設定の種類

現代稲生物怪録TRPGは洋館からの脱出を目的とする対話型ゲームです。プレイヤーは登場人物を演じながら、妖怪が暮らしている洋館から脱出するために銀の鍵を探します。

ある朝、四人の高校生が目を覚ますと洋館の正面広間にいた。広間にはスリコギ手と名乗る着物姿の娘がいて、明日の二十四時までに銀の鍵を手に入れることができなかった場合は全員を妖怪館に永遠に閉じ込められると伝えた。銀の鍵は洋館にいる妖怪が盗んだ可能性が高いようだ。また、銀の鍵を手に入れるために、補佐として妖怪が封じられたカードをそれぞれの高校生に渡していると教えてくれた。確認すると、確かに六枚ずつカードが配られている。さあ、高校生達は無事に銀の鍵を手に入れて妖怪たちの暮らす洋館から脱出することができるのだろうか?

現代稲生物怪録TRPG


ゲームを制作するためには、以下の三つの設定が必要になります。

(1)登場人物

(2)物語世界

(3)物語舞台


物語世界とは、ゲームの舞台が存在している世界で、自然法則と社会規範、地理などの集まりになります。

そして、ゲームは、物語世界の一部、すなわち舞台で展開されます。


現代稲生物怪録TRPGでは、

(1)登場人物 主人公の高校生達。六体の妖怪。

(2)物語世界 現代日本。しかし、実は背後に妖怪世界がある。

(3)物語舞台 妖怪世界にある洋館。


となります。

主人公達は私達が暮らしているのと同じ現代の高校生で、妖怪など一度もあったことがないだけではなくて、妖怪の存在は自然科学という分野の外側に存在しています。

そのため、誰もが妖怪は本のなかに存在しているとしか思っていません。

しかし、実際には人間社会の裏側に妖怪社会がある、というローファンタジーが現代稲生物怪録TRPGの世界となります。

そして、舞台となるのは、妖怪社会に存在する、一つの洋館です。




今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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