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TRPG制作日記(313) 犬と猫の妖怪
動物と言えば、犬と猫。妖怪にも犬と猫がいます。
現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGで使役される妖怪たちを制作しています。
今日は、犬と猫。
犬神と猫またです。
狐や狸のような化かすのが好きな動物妖怪は、
「戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。」
という共通効果を持ちますが、犬神と猫または持ちません。どちらかといえば凶暴で、人を騙すよりも殺します。
また、犬神は相手に取り憑くので死霊に似ています。
また、今日は第五の化ける動物妖怪である貉も紹介します。
アマテラスカード『
カード名:犬神・白児[いぬがみしらちご]
攻撃力:115
効果:この妖怪の攻撃宣言時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、戦闘相手の攻撃力を50にする。また、この妖怪が戦闘で破壊された時に発動する。六面ダイスを振り5以上ならば、戦闘相手の妖怪を破壊する。
解説:人間に使役される犬の動物妖怪。犬を柱に繋ぎ動けなくして、目の前に餌を置き餓死寸前の時に首を跳ねると犬神になるという。また、男が愛犬が吠え続けるので首を落としたら首だけが木に登り大蛇を噛み殺したという伝説もある。犬神は人間に取り憑いて性格を変えることもできる。白児とは犬神と共に描かれる謎の妖怪。使役者に忠実な式神として重宝されている。
C008
カード名:猫また[ねこまた]
攻撃力:60
効果:攻撃力50以下の妖怪が効果を発動した時に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上であれば、その効果を無効にして破壊する。また、元々の攻撃力が95以下の妖怪と戦闘する場合にこの妖怪の攻撃力は100上がる。
解説:尾が二股に別れた猫の動物妖怪。昔、源頼朝に故郷を奪われた猫又は、黒部峡谷で暴れて人間を殺していた。猫又を討伐するために狩人が動員されたが、猫又は怒りで目を輝かせていて狩人達は恐れて捕らえることができなかった。しかし、猫又はそのまま姿を消したという。猫は年を経ると猫又になるそうだ。
C012
カード名:狸[たぬき]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。また、攻撃力120以下の妖怪と戦闘をする時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上であれば、戦闘相手の妖怪と同じ攻撃力になる。
解説:化けるのが得意なタヌキの動物妖怪。どちらが化けるのが得意なのか狐と喧嘩することが多く非常に仲が悪い。化ける能力は狐と互角と言われるが、狐の七化け狸の八化けと言われるように狸の方が僅かに得意なようだ。狐は美女に化けるのが得意だが狸は何にでも化けるのが得意で、男性に化けたり道具に化けたりする場合は狐火や獺よりも狸が活躍するだろう。
C092
カード名:貉[むじな]
攻撃力:60
効果:戦闘前フェイズに攻撃力が95以下の相手妖怪一体を対象に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。また、攻撃力120以下の妖怪と戦闘をする時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上であれば、戦闘相手の妖怪と同じ攻撃力になる。
解説:人を化かすのが得意な貉の動物妖怪。ある古寺に暮らしていた貉は、僧侶に化けて六年間も働いていたが、誰も彼の正体が貉であることに気がつかなかった。しかし、食後に気持ち良く寝てしまい尻尾を出したことで発覚したらしい。化けることに関しては狸や狐に匹敵だけではなくて、人間に悪戯をするのが好きな妖怪同士、狸や狐と同じ穴で暮らすこともあるらしい。
』アマテラスカード
犬神だけ特殊で攻撃力115。管狐の系統であったり、殺生石の系統であったりとも言われていますので。
他は、動物妖怪らしく全員攻撃力60です。
狸と貉は同じ効果の妖怪にしました。もともと、貉は狸を含めていたといわれていますので。
狸、狐火、鼬、獺、貉、それに犬神と猫また。
残りの動物妖怪は、野衾です。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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