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TRPG制作日記(352) 天孫降臨の神々

現在、オリジナルゲーム、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGに登場するカードを制作しています。

今日は、天孫降臨の五伴諸神です。藤原氏、そして巫女の起源です。

アマテラスカード『

カード名:天児屋命[あまのこやねのみこと]
攻撃力:125
効果:自分の戦闘前フェイズに自分妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪は戦闘では破壊されなくなる。また、仲間妖怪が戦闘あるいは効果で破壊される時に発動する。六面ダイスを一回振り5以上ならば、破壊される妖怪の破壊を無効にする。4以下ならば、この妖怪を破壊する。
解説:天孫降臨で瓊瓊杵尊に従い降りた祭祀の神。中臣氏の祖先。素戔嗚尊の乱暴により天照大神は天岩戸に隠れたが、思兼神の深謀遠慮により解放された。天児屋命の役割は太玉命と共に、八咫鏡と八尺瓊勾玉をかけて祈祷することだった。天照大神が解放されると二度と隠れないように懇願して素戔嗚尊を追放した。瓊瓊杵尊に従い五伴諸神として葦原中国に降りてからは、彼の子孫は中臣氏、藤原氏となり日本の政治を担った。

カード名:太玉命[ふとだまのみこと]
攻撃力:120
効果:自分の戦闘前フェイズに自分妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪は効果では破壊されなくなる。また、自分妖怪による攻撃宣言時に発動できる。この妖怪を破壊して、攻撃対象の妖怪を破壊する。
解説:天孫降臨で瓊瓊杵尊に従い降りた祭祀の神。忌部氏の祖先。天照大神は思兼神の深謀遠慮により解放されたが、太玉命の役割は天児屋命と共に八咫鏡と八尺瓊勾玉をかけて祈祷することだった。瓊瓊杵尊(天皇の祖先)と天児屋命(藤原氏の祖先)と共に地上に降りたが、中臣鎌足が藤原鎌足になり藤原氏が勢力を伸ばすと、日本の祭祀を藤原氏が独占して忌部氏は衰退した。

カード名:天細女命[あめのうずめのみこと]
攻撃力:130
効果:この妖怪が場に存在している場合は自分妖怪の攻撃力は20上がる。また、ターン終了時に墓地の妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを振り4以上ならば、対象の妖怪を墓地から召喚する。また、一ターンに一度、この妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを振り5以上ならば、攻撃対象の妖怪より攻撃力の低い相手の場に存在する妖怪をすべて破壊する。
解説:天孫降臨で瓊瓊杵尊に従い降りた芸能の女神。猿女君の祖先。天照大神が思兼神の深謀遠慮により解放される時に、天細女命は矛を構えて巧みに踊り、天照大神が天岩戸から顔を出す原因を作った。天孫降臨では猿田彦神と対峙すると、彼を案内役にして瓊瓊杵尊を日向国に導いた。天児屋命と太玉命の末裔とは対象に、天細女命の末裔は巫女として鎮魂祭や新嘗祭の舞を担った。

』アマテラスカード

天細女命の末裔が猿女君というのは、猿田彦神から来たようです。猿楽とも関係があると思われます。猿楽(能・狂言)は、長く文芸、エンターテイメントの最高峰とされてきたので。

天孫降臨の五柱の神は、天岩戸の物語に全員が登場します。


今日は以上です。

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