TRPG制作日記(493) 白き物(第五の妖怪)
現代稲生物怪録TRPGは妖怪を召喚しながら事件を解決したり対戦したりする対話型TRPGです。
白き物は洋館にいる6人の主要妖怪の一人です。二日目から会うことができる妖怪で、後半に重要な情報を教えてくれます。
江戸時代に書かれた稲生物怪録においては、脇差し飛に後に登場する妖怪で稲生平太郎が叔父と夜、話をしていると、台所に現れました。
白い一抱えした、ふわふわしたものが漂っていて、台所から座のほうに飛んでいきます。
そして、ドン、と地面に落ちました。
確認すると、それは塩俵でした。平太郎は、それを庭に捨てたようです。
現代稲生物怪録TRPGでは、六人の妖怪は全員が人型に化けることができて、人型のときの外見年齢と性別は以下にしようと思っています。
巨大な腕髭 40歳の男性
大地震 20歳前半の男性
大風 20歳前半の女性
脇差し飛 70歳前後の男性
白き物 16歳の女性
スリコギ手 16歳の女性
ただ、設定としては稲生物怪録の時代と同じ妖怪だとしておきます。
巨大な髭腕が完全に鬼の妖怪、大地震と大風は屋敷を揺らす鳴屋、脇差し飛と白き物は物を動かす妖怪です。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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