TRPG制作日記(401) 濡女(赤児を抱いた若い女性の妖怪)
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。
現在、妖怪の制作を行っています。
姑獲鳥、
C024
カード名:姑獲鳥[うぶめ]
攻撃力:200
効果:この妖怪は赤児が場に存在している場合に攻撃力が80下がり、赤児が場に存在しなくなった瞬間に場に存在しているすべての妖怪を破壊する。また、この妖怪の召喚成功時に発動する。この妖怪は赤児を抱く。また、自分の戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪が抱いた赤児を対象の妖怪に渡して抱かせる。また、自分の戦闘フェイズ開始時に発動する。赤児を抱いた妖怪を破壊して、赤児をこの妖怪に渡して抱かせる。(赤児は赤児を抱いた妖怪が場から離れると破壊されて場から存在しなくなる)。
解説:赤児を抱いた母親の妖怪。妊娠している時に死んだ女性は、無念により妖怪になると言われている。赤児を抱いた、血に染まった腰巻きをした女性の姿で現れて、赤児を抱いて欲しいと頼まれる。しかし、素直に赤児を抱くと、赤児に食べられてしまうので工夫が必要である。中国には赤児を奪う姑獲鳥という妖怪がいる。【交渉+2】
に非常に似た「濡女」は、おそらく牛鬼と半人半蛇の妖怪の二種類がいるように思えますが、同じ妖怪として扱うことにしました。
そのため、
①自分の戦闘前フェイズに相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、対象の妖怪に赤児を渡して抱かせる。また、相手の場に赤児が存在している場合に、自分の戦闘フェイズ開始時に発動する。赤児を抱いた妖怪の攻撃力を100下げて効果を無効にして、この妖怪のカード名を「牛鬼」に、攻撃力を135にして以下の効果を得る。この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
と、
②また、この妖怪のカード名が「濡女」の場合に、この妖怪の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、戦闘前に戦闘相手の妖怪を墓地に送る。
の効果を、独立させて組み込ませています。
濡女の場合は海に引きずり込む大蛇で、牛鬼の時は鬼です。
姑獲鳥、濡女、牛鬼と、柳の下で子供を抱いた女性の妖怪は、それぞれ似たような振る舞いをしますが、異なる妖怪として扱われることもあります。
今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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