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TRPG制作日記(436) 紅葉狩、朧車

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは、妖怪を召喚して事件を解決したり対戦したりする対話型ゲームです。

現在、登場する妖怪を制作しています。

C123
カード名:紅葉狩[もみじがり]
攻撃力:135
効果:自分の戦闘前フェイズに発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪は舞を舞う。この妖怪が舞を舞っている場合に、相手の場に存在するすべての妖怪の効果は無効になる。また、相手妖怪による攻撃宣言時に舞を舞うのを止めて発動できる。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪は戦闘終了時まで破壊されず、戦闘終了時まで攻撃力を20上げる。また、この妖怪が相手妖怪を戦闘で破壊した時に発動する。六面ダイスを一回振り4以上ならば、相手対戦者一人を退場させる。
解説:余五将軍惟茂、紅葉狩りの時山中にて鬼女にあひし事、謡曲にも見へて皆人のしる所なれば、ここに贅せず。昔、平惟茂一行が紅葉狩りに行くと、貴婦人が侍女と宴を催していた。彼女達に気を許して酔って眠ると、惟茂の夢に武内の神が現れて貴婦人の正体は戸隠山の鬼神だと伝えた。惟茂は目を覚まして鬼神を討伐した。【宴会を開く】【交渉+4】


C124
カード名:朧車[おぼろぐるま]
攻撃力:90
効果:この妖怪は戦闘では破壊されず、攻撃力が100以上の妖怪が自分の場に存在していない場合に破壊される。また、この妖怪が場に存在している場合に、絡新婦、玉藻前、紅葉狩あるいは攻撃力が120の般若以外の自分妖怪は攻撃力が30上がり、般若は攻撃力は60上がり効果では破壊されない。
解説:むかし賀茂の大路をおぼろ夜に車のきしる音しけり。出てみれば異形のもの也。牛車の後ろに顔がついた牛車の妖怪。源氏物語において、六条御息所は賀茂祭で葵の上に牛車の場所取りで負けて、恨みを抱いて般若となった。同様の車争の遺恨が朧車という妖怪になったと言われている。【牛車になる】

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG

紅葉狩は、戸隠山で鬼を率いていた鬼女です。もともとは魔王(他化自在天)が転生した美しい女性で、長野県に流されてからは、村人に京都の文化や読み書きを教えたと言われています。

名前は紅葉というそうです。

平惟茂に討伐されました。


能「紅葉狩り」では、紅葉狩は、美しい舞で平惟茂と彼の仲間を信頼させて眠らせたので、舞を舞っている間は相手を無力化する効果を与えました。

紅葉狩と雪女を組ませたら、紅葉狩が相手の耐性を無効化して、雪女が相手の攻撃力を0にして、燭陰(攻撃力200で、効果では破壊されず、攻撃力が変化しない)すら容易に突破できます。

鬼なので、貫通能力があります。


朧車は、女性の恨みを応援する妖怪です。

よって、女性妖怪の攻撃力を30上げます。また、般若になった六条御息所が基になっているので、般若を特別に強化します。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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