TRPG制作日記（376）　風狸と茂林寺釜、鳥を落として茶を淹れる

現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGを開発中です。このゲームはカードから妖怪を召喚しながら事件を解決していくゲームです。

今回も登場する妖怪を制作します。

今日は、風狸と茂林寺釜です。

アマテラスカード『

C140
カード名：風狸[ふうり]
攻撃力：６５
効果：自分の戦闘前フェイズに攻撃力が９５以下の相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り４以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。また、この妖怪が場に存在している場合に、攻撃力が６５以下の相手の場の妖怪は効果が無効になる（相手の場にも風狸が存在する場合は、自分および相手の場に存在している攻撃力が６５以下の妖怪の効果は無効になる）。
解説：風によりて巌をかけり木にのぼり、そのはやき事飛鳥の如し。風にように岩を駆ける獺に似た動物の妖怪。得物を指すと得物の動きを止める草を持っており、この狩猟杖で狩りをすると伝えられている。しかし、実際に風狸を捕まえても、この草を見つけることはできないと言われている。

C141
カード名：茂林寺釜[もりんじのかま]
攻撃力：６５
効果：自分の戦闘前フェイズに攻撃力が９５以下の相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り４以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。また、この妖怪の召喚成功時に発動できる。六面ダイスを振り４以上ならば、自分妖怪の攻撃力を４０上げて、３以下ならば自分妖怪の攻撃力を２０上げる。
解説：上州茂林寺に狸あり。守霍といへる僧と化して寺に居る事七代、守霍つねに茶をたしみて茶をわかせば、たぎる事六、七日にしてやまず。茂林寺に住む狸の妖怪。汲めども汲めども尽きない茶釜を持つと言われている。この茶釜は文福と呼ばれているが、それは誤りで文武火であり、文火は弱火で武火は強火のことである。

』アマテラスカード

風狸は動物らしいので、動物妖怪の共通効果である「自分の戦闘前フェイズに攻撃力が９５以下の相手妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り４以上ならば、対象の妖怪の効果を得る。」を与えました。

しかし、風狸は人間に化けるという設定はありません。獲物を獲る草を持つことで有名です。

分福茶釜の狸ですが、弱火と強火で文武火（ぶんぶくあ）なので、効果も強火と弱火にしました。茂林寺の狸は、千年を生きた狸だそうです。

動物妖怪は攻撃力６０でそろえていましたが、この二体は特殊なので６５にしています。

今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。