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TRPG制作日記(364) 山中に音が響き岩が飛び交う

現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGを制作しています。

『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGは妖怪を召喚しながら物語を進めるテーブルトーク・ロールプレイングゲームです。

今日は、妖怪の彭侯と天狗礫を制作します。

アマテラスカード『

C112
カード名:彭侯[ほうこう]
攻撃力:115
効果:この妖怪は自分と同じ攻撃力の妖怪との戦闘では破壊されない。また、この妖怪の攻撃宣言時に発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力は戦闘相手の攻撃力と同じになる。また、この妖怪が効果で破壊された時に、自分の場に存在する妖怪一体を対象に発動できる。六面ダイスを一回振り5以上ならば、対象の妖怪の攻撃力を30上げる。
解説:千歳の木には精あり。状黒狗のごとし。人面で狗の身体を持つ木の妖怪。昔、男が大木を伐ると血が流れて彭侯がいて、食べると狗の味がしたと言われている。山中の音の反響は以前は樹木の霊が応えたものと考えられていて、幽谷響は彭侯、玃と同一視されていた歴史がある。

C113
カード名:天狗礫[てんぐつぶて]
攻撃力:50
効果:この妖怪が場に存在する場合に、自分または相手の攻撃宣言時に発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば戦闘中の相手の妖怪を破壊して、3以下ならば戦闘中の自分の妖怪を破壊する。
解説:凡深山幽谷の中にて一陣の魔風おこり、山鳴、谷こたへて、大石をとばす事あり。昔、男達が山で雉を狙っていると、激しい風が吹き荒れて、山鳴りが響き、大きな石が頭上を飛び交い、その日は得物を見つけることができなかった。天狗礫に当たった者は必ず病気になるという。

C058
カード名:覚[さとり]
攻撃力:130
効果:相手の攻撃宣言時に発動する。六面ダイスを一回振り3以上ならば、この妖怪の攻撃力は戦闘相手の妖怪と同じになる。また、この妖怪は攻撃宣言できず、効果では破壊されず同じ攻撃力の妖怪との戦闘でも破壊されない。
解説:飛驒美濃の深山に玃(かく)あり。山人呼で覚と名づく。身体は黒く、毛は長く相手の心を読む山の妖怪。人に害をなそうとはしない平和な妖怪で、自分を殺そうとする相手が近づくと意図を読み逃げ出す。中国には玃猿という妖怪がいて、玃猿は女性を攫い子供を生ませると言われている。

C004
カード名:幽谷響[やまびこ]
攻撃力:40
効果:相手の攻撃宣言時に手札から発動できる。六面ダイスを一回振り4以上ならば、攻撃宣言された妖怪の攻撃力は戦闘相手の攻撃力と同じになる。
解説:呼べば同じ言葉を答える山の妖怪。山に向かい大声で話しかけると、同じ言葉が返ってくる反響現象は、木の霊が真似するためと言われていた。昔、狩りをしている男が獣を見つけたので銃を撃った。銃声は二回聞こえた。男が倒れた獣に向かって駆けると犬のような妖怪に躓いた。妖怪は私が銃を撃ったのだと言った。

』アマテラスカード

幽谷響、覚、彭侯は同じ反響現象に関する妖怪とされているので、攻撃力を同じにする妖怪としてまとめました。

天狗礫は、岩が飛び交って事故でぶつかるイメージです。


今日は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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