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学校が無くなり、家で毎日ゲームやYouTubeばかりに…最低限気をつけたいことは

急に学校がお休みになってしまいましたね。
こちら札幌市内では他県よりもひと足早く、先週の金曜日(2/28)から。
同時に児童館や図書館の閲覧スペースなどもお休みになった上、北海道知事からは「週末は外出自粛」との呼びかけまで加わり、これから数週間、小中学生は出かける場所がなかなか見つかりません。
まだ外は雪で、外遊びには不利なシーズン。ただでさえゲームやYouTubeの時間が延びがちなところに、さらに強い逆風が吹いている状況です。

本当は、家の中でも、ボードゲームなどアナログな遊びをしたり、本や漫画を読む、絵を描くなど、ゲームやYouTube以外にも出来ることはたくさんあるはずです。外遊びもぜひ加えたいです。
とはいえ、保護者が一緒に遊べるケースばかりではないでしょう。また、既に子どもにゲームで遊ぶことやYouTubeの閲覧を認めている家庭の場合、保護者はどのように対処すべきでしょうか。

睡眠リズムを崩さないことに集中

登校のための起床時間という縛りが無くなったことで、安心して、ゲームやYouTube閲覧で夜ふかしをしてしまう状況に陥るのが、一番心配です。
それが数週間続き、学校が再開した頃には、すっかり睡眠リズムを崩してしまっていたら、親子とも大変です。
現在のような特殊な状況下ですから、昼間は多少、ゲームやネット動画漬けになっても仕方ないと割り切るとしても、「夜○時以降は画面を見ない」だけは、最優先で死守しましょう。

なお、睡眠時間の確保に加えて、睡眠の質を左右するのが、就寝前の過ごし方。明るく発光するゲーム機やスマホなどの画面を見つめて良いのは、就寝1時間前までとする必要があります。

ニンテンドーSwitchには、保護者のスマホにインストールする「みまもりSwitch」という管理アプリがあります。利用できる時間帯を簡単に制限できますので、ぜひ活用してください。

スマホでも、利用時間帯の制限はそれほど難しくありません。

もちろん、こうした管理アプリの利用を設定する前には、きちんと寝ないと損するのは自分だと、お子さんに説明することが必要不可欠です。

ゲーム/ネット動画はどれでも同じではない

小中学生に人気のゲームにも、いろいろなタイプのものがあります。
せっかくの機会なので、まずは、どんなものが流行っているのか、なぜ好き(面白い)なのか、どのくらい得意なのか(強い弱い)など、お子さんに質問して教えてもらいましょう。できれば保護者も一緒に遊べると理想的ですが、そこまで時間が無いという方は、「(ゲーム名) 実況」というキーワードで、ネット検索をしてみましょう。どんな雰囲気のゲームなのか分かる動画が見つかると思います。

また、どうせゲームで時間を過ごすなら、なるべく「現実とゲームを行き来出来るタイプのもの」や「クリエイティブなもの」の比率を増やしたいところです。
取り組んでいる習い事やスポーツをテーマにしたゲームなら、実際に身体を動かす経験にも役立てられるかもしれません。また、自分でコースを作れる、建物を作れるなどの要素を持つゲームも。
とかく「受け身で遊ばされているだけ」「機器内で完結して現実とのつながりがない」ということになりがちですが、工夫の余地は結構あります。

YouTubeで見る動画も、同様です。ただ面白い動画、笑える動画などを受け身で見るだけでなく、自分の趣味や好きなスポーツをテーマにした動画や、歴史や算数・数学をテーマにしたわかりやすい学習動画など、英語の勉強に役立つ動画など、その気になるといろいろと見つかるはずです。ぜひお子さんと一緒に、動画を検索してみてください。


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