七藤太陽

初心者ですが、自分にしか書けないものを書いていくことを目指しています。 小説やエッセイ…

七藤太陽

初心者ですが、自分にしか書けないものを書いていくことを目指しています。 小説やエッセイ、紀行文など、様々なジャンルに挑戦していきたいと思っています。 よろしくお願いします。

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【自己紹介】noteはじめました

はじめまして、七藤太陽と申します。2023年の4月から文章を上手に書けるようになりたいと思い、書き始めました。 まだまだ初心者なので、拙い文章で申し訳ありませんが、温かい眼差しでご覧の上、優しく指摘していただけると嬉しいです。 今回はnoteに初投稿なので、自己紹介をします。 *名前の由来 私の名前「七藤太陽」は「七」は私が7月生まれであることから、「藤」は私が最も好きな花が藤の花であること、「太陽」は私の名前に太陽に関連した言葉があることを組み合わせて、この名前にしまし

    • 【エッセイ】安野光雅の原画展を訪れて

      あべのハルカス美術館で2023年9月16日から11月12日まで開催されていた安野光雅展に行ってきました。私が行った日は休日だったので、家族連れや一人で美術鑑賞を楽しむ人などたくさんの人が来場していました。 安野光雅さんは画家、絵本作家、装丁家として多彩な活躍をされた方で、優しく美しいユーモアと不思議にあふれた作品を数多く残されました。 この原画展は、ふしぎの世界、科学のおはなし、空想と旅の風景、物語の世界、懐かしの風景、本と芝居のポスターの全6章から構成されていました。

      • 【エッセイ】朝のルーティーン

        皆さんは「朝のルーティーン」と聞くと、何を思い浮かべるだろうか。多くの人は散歩や読書、コーヒーを飲むなどのことを思い浮かべるだろう。 しかし、朝起きることが苦手な私には朝の時間は睡眠時間を確保するために1分1秒が惜しく、10分さえも割くことが難しい。そんな私にも朝のルーティーンのようなものはある。 それは、「顔を洗う」ことである。 ほとんどの人は朝起きたら、顔を洗うだろう。それは通学や出勤の準備のためだったり、顔の汚れを落とすためだったり、これらが一般的な理由であるだろ

        • 【短編小説】椿の花嫁

          1 二〇二一年三月十五日、仙台市内の教会で私たちの結婚式が行われた。 ウェディングドレス姿の私は、まっすぐ歩いて祭壇で待っている彼に向かって歩き始めた。 隣には今まで育ててくれたお父さんが連れ添ってくれている。お父さんの肩越しに、涙ぐむお母さんと目が合う。私もつられて泣きそうになって思わず、うつむいてしまった。目線を下げると、今身に着けているウェディングドレスが見えた。 それは着物ドレスというもので、私にとって特別な意味があるドレスだった。 私はこのドレスを見ながら

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