【舞台芸術のツボ】パントマイム歴40周年！コメディマイムの王様・山本光洋さんの表現はまだまだ続く

5歳のときから舞台芸術をこよなく愛する19歳、なかおたいようです。舞台芸術にはまるきっかけとなった出来事や、楽しむツボをお伝えしていきます。

長年通いつづけることで見えてきた「舞台芸術のツボ」

おはようございます。たいようです（@butaigeijyutu）。ぼくは、5歳のときからずっと大道芸や落語などの舞台芸術が大好き。忘れられない思い出を通して、舞台芸術を楽しむ「ツボ」を少しずつみなさんにお伝えできればと思います！

パントマイム歴40年のパフォーマー！

今回ご紹介したいパントマイマーは、山本光洋（やまもと・こうよう）さん。ニューヨークでパントマイムを学び、英国エジンバラ国際演劇祭では高い評価を得た実力者です。

今年はなんと、パントマイム生活40周年㊗🌟おめでとうございます！

高校時代に落語研究会、大学時代は演劇に関わり、卒業後渡米。NYで３年間マイムの基礎を学ぶ。パントマイムを基軸に大道芸やオペラ、演劇、ダンス、伝統芸能と共演することで培われた表現力、シャープな視点で独自の世界を作り上げてきた。（中略）大道芸ワールドカップin静岡をはじめ大須大道町人祭、横浜大道芸フェスティバルほか全国の遊園地やショッピングモールに出演している。また“チャーリー山本”として「笑点」（NTV）NHK「今夜も生でさだまさし」に登場するなど活躍の場を広げている。（公式HPより）

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6月11・12日に自主公演「40年目のベストです」をされるそうです！

山本光洋さんとの出会いは9年前

山本光洋さんを知ったのは、ぼくが10才のとき。2012年9月30日に、テレビ番組「笑点」で 山本光洋さんの「チャーリー山本」という演目をみた。その時、光洋さん演じる操り人形「チャーリー山本」が吹き矢をする繊細な動きに衝撃をうけ、魅入ってしまった。舞台照明で頭のかつらがツヤツヤに見えて、テレビ画面が人形劇の舞台そのものに見えた。

▼操り人形「チャーリー山本」

「操り人形」に見える細かな動きは、さすがベテラン！！にこやかな顔とは逆に、糸で操られているような不安定な体の動き。上手く操られない様子にハラハラして見守ってしまう。その中で繰り広げられる親父ギャグがまた、たまらない。動きに見入りつつ、笑いにいつのまにか包まれている。「チャーリー山本！」の決めのポーズの微妙な揺れが好きだ。

その頃、 自分のiPad を持たせてもらったことでぼくの世界は一気に広がり、iPadで何度も光洋さんの動画を観るように。

すっかり光洋さんのパフォーマンスにハマったぼくは、2013年の志免大道芸フェスティバルに山本光洋さんが出演されることを知ったときは楽しみで仕方がなかった。

フェスティバルで観たのは、笑点で観た「チャーリー山本」と、iPadで観ていた「風船の顔を持つ美女とダンス」。

ちなみに、「風船の顔を持つ美女とダンス」の動画では「美女と野獣」の曲で踊っていたので、志免大道芸フェスティバルで、「今日は『美女と野獣』をしますか？」と光洋さんご本人に聞いたことを覚えている😅

▼「風船の顔を持つ美女とダンス」（5:00〜あたり）

赤いドレスに風船をつけた道具が、光洋さんのそばで一気にかわいい女性となった。２人のじゃれあいを見ていると幸せな気持ちになる。

2014年キャナルティ博多初笑いでは「ニワトリに扮する」も観れた。細野晴臣さんの「チャタヌガチューチュー」や「北京ダック」の曲が流れ、胸とお尻が膨らんだ可愛いニワトリが現れた。マジックで子どもたちとの掛け合いが面白かった。

パントマイムに打ち込む、光洋さんの後ろ姿

一度、光洋さんの「準備前」の姿が今でも忘れられない。「都市の劇場」をコンセプトにしたキャナルティ博多の、噴水に面した野外ステージでのこと。

キャナルシティ博多 - CANAL CITY HAKATA

定時になると噴水ショーが始まり、そのすぐ後にショーが始まる。観客が色々な角度からステージを見える作りになっているので、出番前のアーティストさんの様子が見えるのが特徴だ。

その日、光洋さんは 噴水ショーを見ながら準備体操をした後、座って噴水ショーを眺めていた。

ショーが始まる前の、ドキドキするであろう時間。迫力のある噴水ショーを前に、足を組んでじっと集中している光洋さんの後ろ姿が かっこよくて、たまらなかった。

光洋さんは、パントマイムの魅力についてこう言っている。

パントマイムを使って様々なことを表現します。
虫や動物、赤ちゃんから老人まで。
海の中から宇宙まで縦横自由自在。
パントマイムの自由なところが好きです。
まだまだ​道は続いています。
（公式HPより）

「まだまだ道は続く」という光洋さんのソロマイム「40年目のベストです」
は6/11(金)・12(土)公演。劇場観覧は満席となっていますが、配信があるのでとても楽しみ！

▼予約サイト　
https://www.koyoworld.com/blank

▼観劇三昧ライブチケット購入ガイド  
youtu.be/jgEVywVvscM

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#舞台芸術のツボ #大道芸 #フェスティバル #パントマイム #山本光洋

おまけ🎩

光洋さんとおなじくベテランパフォーマーのはせがわ天晴さんについての記事もぜひ！