見出し画像

KPIと行動目標は違う!KPI・KGI設定のポイントについて

朝早く起きて、コーヒーを淹れ、スタバのBGMを聴きながら note を書くのはなんだか気持ちがいいです笑

今日は、目標の立て方について最近感じたこと、改めて学んだことを書いてみようかなと思います。

KPI、KGI、聞いたことはあるけれど、きちんと誰かに説明できるかというと、怪しかったり。まずはその辺りの言葉の整理から始めていこうと思います。



KPI、KGIとは

KPIとは

KPIとはKey Performance Indicatorの略で、日本語に訳せば「重要業績評価指標」です。文字通り「重要な」「業績評価のための」「指標」のことで、言い換えれば、「目標達成のための鍵となり」「達成のために行った行動を評価するための」「判断基準」ということになります。

フュージョン「目標達成の道しるべ「KPI」を設定しよう」

KPIを適切に設定すると、目標達成のために何をすればいいのか、かみ砕いてイメージできるようになり、施策を客観的な基準で評価・改善できるようになります。


KGIとは

KGIとはKey Goal Indicatorの略で、「重要目標達成指標」と訳されます。企業全体、もしくは部門の戦略的目標を達成したかを定量的にはかる指標のことで、売上高や売上総利益、市場シェアなどが挙げられます。

フュージョン「目標達成の道しるべ「KPI」を設定しよう」

KGIは最終的な「結果」を見る指標。
KPIはKGIを達成するまでの「過程」の達成度を見る指標です。

1つのKGIに対して複数のKPIが設定されることもあり、KPIをクリアしていくと、KGIの達成につながります


なぜKPI、KGIが重要なのか

KPI、KGIを設定すると、大まかにこんなメリットがあります。

・最終目標と、それまでにやるべきことが明確になる
・進捗状況が把握しやすくなる
・共通の目標を持つことでモチベーションが上がる



設定する上でのポイント

ここからは、KPI、KGIを設定する上でのポイントについて書いていこうと思います。


KPIと行動目標は別

上で書いてきた通り、KPI、KGIは「指標」です。特にKPIと行動目標を切り分けて考える必要があります。

KPIをクリアしていくと、KGIの達成につながります。例えば小売店に例えると、こんな感じです。

KGI = 売上(1日50万円)
KPI = 客単価(1万円)
KPI = 購入率(10%)
KPI = 来店数(1日500人)
行動目標 = チラシを2000枚配る

売上 = 客単価 × 購入率 × 来店数
なので、KPIをクリアすることでKGIが達成されることは明らかです。

ただ、チラシを配ることでKGIが必ず達成されるかというと、そうではありません。だからこそ、指標であるKPI、KGIと、行動目標は分けて考えることが大切になります。


深堀して設定していく

KPIをクリアしていくとKGIの達成に繋がるので、KPIが全て洗い出せていることが重要になります。

小売店の例で言うならば、「売上 = 客単価 × 購入率 × 来店数」この方程式のうちのどれかが抜けると、途端にKGIが達成されなくなります。

必要なKPIは何か、深堀りして洗い出していきましょう。


どの指標にフォーカスするか決める

KPIを洗い出していくと、見るべき項目の多さに血の気がひくということもあるかもしれません(ボクもそちら側の人間です笑)

そんな時は、フォーカスする項目を絞るのも良いかもしれません。

「今月はまずこのKPIに注力する!」「このKPIはひとまず見るだけにしておこう!」といった具合に、意識して力を注ぐKPIを絞るのも効果的です。



まとめ:目標達成のコツを理解するのは大事

いかがでしたでしょうか。

改めてKPI、KGIを調べてみる中で、目標を達成するためにはコツがあり、そのコツを理解しているかどうかがとても大切だなと感じました。

効果的にKPI、KGIを設定することで、やるべきことが明確になり、迷わず目標達成に向けて進むことができます。

この記事が、目標達成の一助になればいいなと思います。

それではまた!


参考

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?