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ロボット劇作家の作品

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尾崎太祐が書いた脚本・小説をまとめたマガジンです。すぐ読める掌編が多めです。
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#台本

ショートショートnoteでコント「出世魚」

noteで小説が書けるゲーム「ショートショートnote」のカードを活用し、短時間でコントの脚本執筆を目指します。 はじめにルール ・お題カードを4枚引く。出てきた言葉は、脚本中のセリフとしてかならず使うこと。 ・25分を1セットとし、中間5分の休憩をとること。(集中力を維持するため) 今回引いたカード(=使う言葉) ・寿司 ・に教えられたこと ・インドの ・ゾンビ ※文中では太字にしてあります。 コント「出世魚」作:尾崎 太祐 登場人物 ・会社員A ・会社員B

短編『赤ペン先輩』

はじめにお読みください2020年2月に、トライライターズ リーディング公演「恋と話した」で上演した、拙作『赤ペン先輩』の上演台本(PNG形式/PDF形式)を掲載します。 ご利用にあたってのお願い 個人利用や、劇団の稽古等でお使いの場合は、自由にお使いください。 上演等でお使いの際は、p.2「おことわり」をお読みいただいたうえで、ご一報くださいますようお願い申し上げます。 なお、この作品は、日本劇作家協会「戯曲デジタルアーカイブ」にも収録されています。戯曲本文やおことわり

散文詩『雨風の音、空の声』

きょう(2020/04/18)、東京は洪水警報が出るほどの大雨。 雨の音を聞きながら、こんな日のための詩を書きました。 ※この作品は #おうちで読もう に参加しています。雨の日にでも朗読していただけたらうれしいです。一人称はご自由にどうぞ。 雨風の音、空の声作:尾崎 太祐 梅雨入りにはまだ早いのに、降り続ける雨。土砂降りの雨。 「空が泣いている」だなんて、詩のような表現があるけれど、 これじゃあ号泣だ。 遠くでサイレンが鳴っている。 まるで、世界が終わってしまうことを伝え

短編小説『3つのひみつ』

この春、秘密に悩む女の子のおはなしです。年齢はご想像におまかせします! ※この作品は #おうちで読もう に参加しています。朗読して、公開いただけたらうれしいです。 3つのひみつ作:尾崎 太祐 登場人物 女子学生 春休みの宿題を終わらせながら、きみと電話する。 ふと、きみをからかいたくなった。 「ねえ、『さんみつ』って知ってる?」 きみの声、呆れた返事。 そりゃそうか、最近さんざん見た言葉だ。 じゃあさ、わたしの――と続けそうになって、思わず黙り込む。 わたしの秘密、知

短編小説『てのひらとえがお』

子どものころ大切だったものを思い出しながら、読んでいただけたらうれしいです。 ※この作品は #おうちで読もう に参加しています。あなたに朗読していただけたら、もっとうれしいです。 てのひらとえがお作:尾崎 太祐 冷たくて暗い箱の中から、 ボクを見つけてくれたのはキミだった。 はじめて見たキミは、とってもきらきらしてたね。 あの顔、「笑顔」っていうんだっけ。 その日から、キミのあったかい手のひらが、ボクの居場所になったんだ。 キミはいろんなことを、ボクに話してくれたね。